リヴァイアサンの話 (2)


FF5になると「リイアサン」にもどって、攻撃方法が「大海衝」になります。
ひらがなの世界だから「だいかいしょう」かな。

この「海衝」という単語・・・私は知らないんですよ。
検索すると辞書では、ひっかけることができません。(検索の仕方がヘタなだけでしょうか?だれか教えて!)。
一般的に検索すると、いくらでも出てくるのですが、たいてい「リバイアサン」の技として出てきますから、意味ありませんね。

ロート状に狭まった河口の上流に、高潮状態になった海水がおしよせる津波のような現象は「海嘯」といいます。中国大陸の河やアマゾンで見られたりするようです。
地震や海底火山の噴火等が原因で発生する特別に波長の長い波が海岸に接近すると波高を増す現象である津波とは違う扱いなんですね。
ですから、FF8や9の「大海嘯」という単語はわかるんです。
「大海衝」がわかんない。笑
まぁ、いいか。


リバイアサンとは、「イストリーの滝」へ「石版」を取りに行った時に出会うことになるのですが・・・これが、なんというか妙な具合でして・・・

石版を入手すると、主人公たちの前に、たぶんそこのボスらしき敵が現れるわけです。
普通なら、ここでバトルがおきるはずなんですが、バトルになる直前に巨大な魔物が滝から出現!!このボス?をあっさりと、やっつけちまうんです。
せっかく出てきて、バトルなしで敗退するFF史上最低のボス・キャラがこいつですね。

じゃぁ、その巨大な魔物(これがリバイアサンです)とバトルになるのか・・・っていうと、実は話しかけなければ、むこうから襲い掛かってくることはなかったりするんです。
そのまんま帰っちゃっても可
     おいおい・・・

まぁ、「珊瑚の指輪」を装備していれば、水属性の攻撃はダメージを受けるどころかHPが回復してしまいますので、話しかけてバトルしてくればいいのだろうと思います。

この指輪のせいで、水属性とわかっている強敵相手のバトルはずいぶんと楽になってしまいました。
ちなみに、ラストダンジョンに「神竜」という、とんでもないボスが宝箱を守っていまして、バトル・スタート直後に「タイダルウェーブ」を必ず使ってくることになっています。これも、「珊瑚の指輪」でクリアが有利になるわけですね。
(宝箱の中身は、もちろんラグナロクです)

また、風水士のアビリティ「地形攻撃」には「大津波」というものがあります。

「大津波」「大海衝」「タイダルウェーブ」

どうやら、水系の最強技は、どれも似たり寄ったりの現象になるようです。
(自然界の現象としては別物なんですが、きっちり違いがわかるプレイヤーは勉強家なんでしょう。たぶん)

「指輪」のせいで、ボスのリバイアサンの脅威が薄れたためか、イストリーの滝といえば、記憶に残っているのはトンベリ」の初登場のことばかり。笑
何をするでもなく、カンテラぶら下げて、ただ接近してくる「へんなヤツ」。
こいつが、ひとたび「ほうちょう」を使うと・・・以後、冒険者の恐怖の存在となる緑の魔物との初バトルがここの強烈な印象として残ることになってしまったわけです。

いやぁ、正直リバイアサンよりトンベリのほうが怖かったですよ。

リバイアサン様、ごめんなさい。



FF6には、なぜかリヴァイアサン出演なしです。
当時、黒魔法に水属性の魔法(ウォータなど)が存在していなかったので、魔石を装備しても覚える魔法がみあたらなかったからでしょうか?
とっても残念だった記憶があります。
水属性の召喚獣としては、かわりに、でっかいクジラ「ビスマルク」が出てきます。

FF6に出演できなかったことは、リヴァイアサンにとってもショックなことだったのか、「チョコボの不思議なダンジョン2」のダンジョンの深部で、妙にすねていたりしました。
この時の名前が「リバイアさん
なんかもう、オヤジ・ギャグのレベルで、笑っていいのか、あきれるべきなのか・・・

あ、リヴァイアサンの出演はなかったのですが、6に「大海嘯」という魔法は存在しているんです。
これは、古代城の隠し部屋にいるブルードラゴンや、ラストダンジョンのブラックフォースあたりからストラゴスのおじぃちゃんが青魔法として入手することが可能でした。

「技があるんなら、出してくれてもいいのに・・・・・・」
リバイアさんが、いぢける気持ちがわからんこともありませんねぇ。



6で出番がなくて申し訳なかった埋め合わせなのか、FF7の「リヴァイアサン」は発売前から、おためしディスクにまで登場して広告塔になっておりました。
まぁ、浮き沈みの大きい幻獣だこと。

おぉっ、7では出てくる!!
     個人的にメチャクチャよろこんでいたりして・・・

攻撃方法の表記は「大海衝」。ハードがPSに移って、召喚されるシーンがやたらカッコよくて満足いたしました。



FF8の「リヴァイアサン」からは、攻撃方法の表記が「大海嘯」。
とうとう、このややこしい文字が登場することになります。
私、こんな文字、FFのことを書く時以外、使ったことがないよ。
ややこしすぎて、「こんな字、よめないよぉ」と年少プレイヤーが困ってたりしてね。

8では、だれがどのGFをジャンクションするかによって、相性みたいなものができていきます。途中でまったく反対の性質をもっていそうなGFをジャンクションしてしまうと、せっかく上がっていたポイントが下がってしまうこともありました。
「オレ様がいるというのに、あいつなんかと仲良くしやがって、フン!!」
ということなんでしょうか?
当時は炎と氷は相反するものでしたから、イフリートとシヴァのジャンクションには気をつかったりしたわけです。
ところが、「水」は例外扱いだったのか、「炎」のイフリートは普通に考えたらいやがりそうな「水」のリヴァイアサンにイチャモンをつけてこないんですよ。これが、なんとなく笑えてなりませんでした。

それはいいのですが、リヴァイアサンの攻撃シーンの映像が、私にはどう見ても「大海嘯」という現象には見えないわけですよ。
地面から岩山のようなものがせりあがって、そのてっぺんから膨大な量の激流が流れ落ちてくる・・・これは、「津波」でも「海嘯」でもなく「大瀑布」ですな。
海をイメージした映像を「セイレーン」に先取りされてしまっていますから、海ばっかりじゃつまんないよ・・・ってことだったんでしょうか?
GFのサボテンダーをゲットしようとして、でかいサボテン相手にリヴァイアサンを呼ぶたびに、
「大海嘯じゃない・・・大海嘯じゃない・・・」
と、ブツブツつぶやいていたプレイヤー、それは私です。

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