なめては、いかん・・・らしい


「どこでもいっしょ」シリーズPSP版、第2作ということになります。
前作のデータが入っているPSP専用メモリーカードがあれば、そのデータを持ち込むことができるようになっています。
(ええ、もちろん、持込みしました。そのせいで、前作をプレイしていた頃に、自分が教え込んだ単語を今になって、つきつけられ、思わず赤面!!!・・・というシーンが各所に・・・・・。赤面するくらいなら、最初から入力するなよ!と、自分で自分につっこみですな。)


前作のデータを読み込むと、プレイヤーが前作で使用していた「私」のデータも送られることになります。
でも、一応今回は、別の名前、別の性別、別の血液型(???)でプレイしたいという希望があるかもしれません。
それで、最初に「校長先生」である「黒ネコさん」から、今回用のプレイヤー設定の確認はあるのですよ。

「○○○○さんでいいですか?」
    プレイヤーの名前確認
「性別は、○性ですか?」
    男女を設定できます
「血液型は、○型ですか?」
    A、B、AB、Oの設定ができます。

今回「私」は、ポケピたち5人が通う「学校」の「担任の先生」になることになっています。

1回目のプレイなので、ポケピは「トロ」を選択したのですが・・・・・

今までの例でいくと、最初、どこからともなくやってきたポケピが、「私」の部屋にほとんど拒否権もないままに、すみついてしまう・・・というシーンからスタートします。

でも、今回はちょっと違いました。
すでに「私」とポケピは、仲良く一緒に暮らしている・・・という設定みたいです。

ある日、トロが言います。
(今回も、やがて人間になることが夢という、白いネコさんです)

「いきなり人間になっても、知らないことがいっぱいでは困ってしまう。
だから、学校に行って、お勉強するのにゃ。」

おぉっ!!
なんて、まともな考え方!!!

トロ、君から、こんな論理的な提案を聞く日が来ようとは!!!!!
正直、びっくりです。


ところが、ポケピが通う学校には、いままで「人間」の先生がいたことがないのだそうです。
せっかく「人間」のことを勉強しようとしているのに、肝心の「人間」の先生がいないのでは、意味がありません。
だから・・・

「プレイヤー名さん、トロの学校の先生になってください。」
     はい    いいえ

これ、「はい」を選択しなければ、物語は進みません。
でも、特に「トロ」をポケピに選んでいたプレイヤーは、ほぼ、全員がここで「いいえ」を選択したのではないでしょうか?

「いいえ」

ガ〜〜〜ン!

    予想的中で、あの表情が見られます。

なんかもう、最初っから「いぢめっこ」まっしぐらになってしまいましたねぇ。
トロ、ごめんね。


学校の名前もプレイヤーが最初に決めることができます。
担任の先生が、すべての教科を受け持つという設定ですから、私はとても素直に小学校にしてしまいました。
わが子が実際に通学した小学校の名前をそのままつけたのです。

「言葉」教えゲームですから、小学校が適切だと思いますよねぇ。笑


どうやら、ゲームの区切りは1年間のようです。
1ヶ月は4日分で終了です。
1日の授業は3時間分。
これに、部活の時間があります。
特別授業という時間を選択すれば、そこで、いろんな新しい言葉をどんどん教えることもできるのです。
(普通の授業の時間にも、教えられますが、むしろ、授業はイベント的色合いが濃いですね)

その、記念すべき最初の日、1時間目。

「私」は、先生としての1日目で、担当するポケピと挨拶をします。

ポケピが質問してきます。

「先生は、男ですか?女ですか?」

・・・・・・・・・・・。

ゲーム・スタート時に、「黒ネコ校長先生」を通じて、プレイヤーの性別設定はしてあるはずなんですよ。
それなのに、聞かれてしまう「私の性別

ねぇ、「私」の映像って、いっさい表示されないみたいなんですが、どんな姿に設定されているんですか?!

顔をみて、セリフもしゃべって、それでも「性別」を聞かれてしまう「私」って・・・・・・・いったい。




いままでの「どこでもいっしょ」シリーズが頭にあったために、私は、どうもこの「学校」を甘くみていたようです。

今回は、ポケピに「言葉」教えをして、彼らに「しりとり」などのゲームをさせるだけではありません。(もちろん、それは、重要なのですが)

なんと、先生がミニ・ゲームもどきをさせられてしまう。
これが、むずかしいんだ!

暗算の授業がありました。

計算問題がポンと出ます。
   5 × 3 = ?

答えの数字を、5人のポケピが表示します。
この5種類の「答え」の中から、正解の場所にカーソルを持っていって、そこで○ボタン。
自分に正解がわかっていても、ちゃんとゲーム・ルールにそった行動をしなければ、正解できないのです。
時間内に何問正解できるか・・・というゲームなので、あせるとカーソル移動で失敗してしまう。
答えがわかっても、失敗すると、ロス・タイムが発生してしまいます。
あわてて、失敗するよりも、落ち着いて作業したほうがいいゲームですね。

言っておきますが、この「暗算」、算数の問題だけではないんですよ。

どこりまでもひいっわしょ − どこでもいっしょ = ?

なぁんていう、わけがわからない問題が、ポンポンと挿入されてきます。
最初、意味がわかんなくて・・・泣

左側の文字から、右側の文字を消して、のこった文字を適当に並べ替えたら、どういう単語になるでしょうか?・・・・・という問題だったのです。
この例でいくと、正解は「ひまわり」ということになります。

落ち着いて考えれば、どうということもないのですが、時間制限があると、これがいけない。パニックおこしてしまったり、間違えてしまったり・・・・・

暗算、むずかしいです。


魚という「へん」が左側にくる「漢字」を読みましょう・・・というミニ・ゲームもあります。

通常、あまり利用しないのではないか・・・という「漢字」を読みましょう・・・というミニ・ゲームもあります。

日本地図が表示されて、星マークがポン。
さぁ、ここは、何県?・・・・・というゲームもあります。

「先生、陰暦の月の名前を教えて!」
という授業もありました。

「先生、十二支を教えて!」
という授業もしました。
これ、先生がちゃんと正解しないと・・・・・赤面なんですよ。

「新品のノートに落書きをされてしまった。犯人を見つけて!」
という、大事件(?)が発生した時には、いきなり憲法第31条が飛び出してきました。

はっ?!  憲法 第31条?!

注:憲法第31条。何人も、法律の定める手段によらなければ、その生命もしくは自由をうばわれ、または、その他の刑罰を科せられない。
「疑わしきは罰せず」・・・・・という話ですね。



はい、間違いなく「どこでもいっしょ」の最新シリーズなんです。


もしかして・・・なめてかかってはいけないゲームだったかしら・・・・・・・・

今になって、少々、あわてている私だったりするんですよ。

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