高校教師プレイヤー 苦闘する


我が家の高校教師ポケモン・プレイヤーその後です。



テスト週間の後

ある月曜日の夜、帰宅した息子が、がっかりしたように言いました。
「オレより後発の、○○先生が、いよいよ四天王に挑戦だ!・・・と言っていた。」
     おぉ、クリア目前ですね。

「金曜日には、確かにオレの方が先行していたのに、この土・日に、めちゃくちゃプレイしまくったらしい。」
     ・・・・・・・・まったく、先生どうしでする会話ではありませんよ。笑

「オレも、かなりプレイしたんだ。でも、テストの採点もしなければならないから、思ったほど、進められなかったんだ。くやしいっ!」



えぇ・・・・・・・・、秋のテスト・シーズンだったりします。
学生さんの場合、中間テストとか、期末テストが近づいてくると、勉強がより忙しくなり、ゲームは一時中断・・・ということになるのでしょう。
テストが終了すれば、よっしゃぁ〜っ、終わった、心置きなくゲームするぞ!・・・ってなもんです。(ゲームに限らず、やりたいことができるわけですね)

これ、先生の場合は、どういうことになっているか・・・というと、先生もね、結構そのシーズンには忙しいものなんですよ。

まず、テストの問題を作らなければならない。
これが、思いのほか、面倒な作業だったりします。

多くのクラスがある場合、先生によって、微妙に授業の進行状況が異なっていたりします。
どこまでの範囲を対象にするか、まず、その相談があります。
そして、おもむろに「問題作成」。
そのまんま、印刷するわけではなく、先生どうしで、これでいいかどうかチェックを入れることになります。
落第させるわけには、いきませんから、ところどころには、「お救い問題」も入れたりしてね。

学生さん同様、先生もテスト前というのは、多忙なんですよ。

で、テストが終了すると・・・・・今度は、その採点という作業があります。
○×をつけるだけではありませんので、今後の授業に役立てるための各種データを出さなければなりません。
結構、面倒な作業になります。

ここで、先生としての、ベテラン度が物をいうんですよ。
すでに、何年もテストの採点作業をしてきている先生は、当然、その作業に慣れていますから、うまいし、すばやいです。
先生2年目の息子が、うんうん言いながらちっとも採点作業が進まない間に、例のベテラン先生は、さっさと仕事をクリアして、るんるん気分でポケモンのシナリオを進めることに成功してしまった・・・・・・・というわけです。



「△△先生は、オレが貸したFFIIIをプレイしまくって、ものすごく進んでいるし、くそぉ、なんか、皆に負けている感じだ!」

えぇ〜っと・・・・・・。
もしかして、息子が勤務している高校の職員室って、放課時間中の教室の学生さんたちと、まるっきり同じレベルの会話が飛び交っていたりするんでしょうかねぇ??



ド-タクンなんか、嫌いだぁっ

夜、息子が疲れた顔でやってきました。

「先に進めない。」

確か、そろそろギンガ団の問題が大詰めを向かえていて、テンガン山を攻略している頃・・・・・だったんじゃないかと思うのだけれど・・・・・

「あの山って、どうやったら登れるんだ?!全然先に行けないゾ!」

あぁ、やっぱし。

なんか、1時間くらいプレイしても、ちっとも目的地に到達できなかったようです。
あそこ、確かにゲーム中の難所でして、丁寧にマップをチェックしながら行動していると、すぐにPPが尽きてしまいます。
私は、何度か「あなをほる」で脱出し、ポケセンで回復をしました。
そのうち、帰るのが面倒になり、ヒメリの実(出現するピッピからトリックで、うばいとったりもしました)でPP回復をし、一気につっぱしった記憶があります。

「たきのぼりが必要な滝って、今回、はずれ道だよな?」
     そうです、そっちの穴は、8つ目のバッヂを入手してから行くマップ

「外に出て、それっぽい横穴に入ろうとしたら、じゃま人間がいて、通してもらえない。」
     そっち、行くと、帰っちゃうから、最初は、止められているんだよ

「技ポイントは、つきてくるし、敵は強いし、もう、どうすりゃいいんだ?!」

だいたい、迷子の場所が特定できました。笑

近くに、ロッククライミング(なんか、今回の新・秘伝マシンで岩山を登る映像って、自然にやさしくありませんよね。そのへんの岩盤をぶち壊しながらズドドドド〜〜ッて進んでいるみたいで、笑ってしまいました)できる場所があるから・・・うん、ちょっと、見にくい角度だけれど、見つけるように。
目的地は、すぐ近くだよ。

ちゃんと炎タイプ連れて行った?
     (最初の3匹はポッチャマを選択。ポニータは、育てていません。炎・悪・育った格闘不在パーティでした)
ん?連れて行っていないって。
おいおい、それじゃ、しょっちゅう出現するドータクンに、さぞかし手こずったでしょう?

「そう!あいつだ。ドータクン!硬いは、とうせんぼするは、なんなんだ、あいつ!!」

ハガネのエスパーだもんなぁ。
私は、彼のパーティ・メンバーを知っていましたので、前もって、テンガン山攻略の時は、炎タイプを1体入れておいた方がいいかも・・・と、ささやいておいたんです。
(実は、このドータクン、炎緩和の特性:たいねつがあって、低ランクの炎技では苦戦する相手だったりするんですけれどね。特性は2種あって、1つが耐熱、もう1つが浮遊。耐熱だと炎に不利が発生し、浮遊だと地震が無効になってしまうわけです。困る一方なんだわ。それも知っているから、ポケモン交換の時に、わざわざ火炎放射の技マシンを持たせたポケモンを送りだしていたんですけれど・・・・。過保護っス)
きっと、ムウマ1体で、必死こいて、応戦していたことでしょう。

「オレは、ドータクンなんか、デェ〜ッ嫌いだぁっ!!」

登山ルートを確認して、息子は再度テンガン山に出かけていきました。

うんうん、このすぐ後で、そのドータクンの利用価値に気づいてくれるといいのですけれどね。ほら、例の湖のポケモンとの追いかけっこが、すぐ先に控えているでしょ?笑



翌朝・・・・・・・・。

高校教師ポケモン・プレイヤー氏は、
「しらたま拾った!」
と上機嫌でした。

「レベル47で、中途半端で・・・・・・・・」

どうやら、無事、パルキア・ゲットに成功したようです。


                                           もどります




SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送