ジグソーパズルの難易度

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジグソーパズルこねこめくり編

毎年、来年用カレンダーが書店の店頭に並ぶころになると、必ずその一角をしめることになる「かわいい動物たち」関係のカレンダーがあります。
株式会社ＣＯＭＩＮから発売される「犬めくり」「猫めくり」は、その常連でしょう。
その中でも、とくに「こいぬ」「こねこ」を集めた「こいぬめくり」「こねこめくり」に登場した、かわいい写真をＤＳ専用ジグソーパズルにしたソフトが発売されました。

「ジグソーパズルこいぬめくり編」「ジグソーパズルこねこめくり編」です。


２００６年の夏が、やたら暑かったので（私の部屋、扇風機だけなんだよ）、頭を使うタイプのゲームが全然進まなくて・・・・・パズル系ゲームに逃げた結果だったりするんですが・・・・・何本かパズルゲームをプレイいたしました。
その中の１本です。

え〜・・・・・、パッケージの写真が、あまりにもかわいかったので、「こねこめくり編」を買ってしまいました。
ほぼ、衝動買いと言えそうです。

ジグソーパズルの難易度としては、たぶん、かなり低めだろうと思います。

なにしろ、ＤＳの小さな画面に、何百、何千ものピースをぶちまけて超大作を完成させろ・・・・・というのは、無謀そのものになってしまいます。
初心者レベルが２０ピース、スペシャルレベルでも５６ピースしかありません。

むしろ、はじめて「ジグソーパズル」をやってみようという人に最適のゲームになると思います。

じゃぁ、ジグソーパズルなら、まかせておきなさいっ！！・・・・という人にとっては、つまらないか？というと、楽しみ方が考えてあるわけです。

時間への挑戦　　　というヤツですね。

スタートから完成までにかかった時間が表示されますので、最短時間クリアをめざして挑戦！という楽しみかたもあるんですよ。
簡単なレベルなら、１分程度、スペシャルでも数分でクリアできるものですから、もし、この短時間クリアをきわめようとしたら・・・・・・結構熾烈な戦いになるのかもしれません。
あまり、夏場にやることじゃなさそうですが。笑

できあがってくる「写真」は、いずれも、やたらめったら　かわいい「こねこ」チャンたちです。
「猫」ファンであれば、パズルを完成させるだけでも、充分楽しめるでしょう。

ジグソーパズルを組み立てる場合、自分なりの「やり方」というものがありそうですが、このソフトでは、
「今、使わないピースを一時的にしまっておく場所」
というものがあります。
「ボタン１つで、周囲のワクを構成するピースだけが取り出せるシステム」
という超便利なものもあります。
レベルが簡単な方では、ピースの上下が最初からきちんと正解の状態にされています。
（もちろんピースを自分で回転させて上下を見つけなければならないレベルもあります。）

これ以上ないくらいの親切設計です！

それらを上手く利用すれば、ほんとうに短時間クリアに挑戦したくなる気分になっちゃうのですよ。苦笑

ゲーム・ソフトだからこそできるジグソーパズルの難易度設定みたいなものですね。

変な話ですが、やってみるまで、私は、ジグソーパズルの難易度が、こんなに下げられるものである・・・なんて考えたこともありませんでした。



ＤＳの中の話ですから、家に小さなお子さんや、放し飼いのペットたちがいても、ピースが紛失する危険がありません。
せっかく組み立てた部分を、ゴチャゴチャにされてしまう危険もありません。
ちょっとした時間を、ほのぼの写真のジグソーパズル組み立てで楽しむのは、なにかやろうとすると、必ず猫２匹に邪魔される私にとって、うれしいことでしたよ。

難点を言わせてもらえるのなら、このゲームでは、上下左右が正解の向きの場合でないと、隣接するピースであっても、絶対にくっつけることができないしくみになっているのです。これは、ちょっと・・・・・。
普通にジグソーパズルを組み立てていれば、いくつかのピースをくっつけてしまってから、あ、これ上下逆だわ・・・クルリ・・・よくあることです。
これが、ゲーム内ではできません。
くっついてしまったピースを回転させることに問題があるから、できないしくみになっているのでしょうが、やりにくさを感じました。

もう１つ。
１週間に１枚しか入手できない「パズル」があるんですよ。
カレンダーがもとネタなので、１年かかって、５３枚のパズルに挑戦してください・・・・・ということになっているのです。
これがねぇ・・・・・・うっとおしい。
どうせなら、普通に、その５３枚をプレイできるようにしておいてもらえる方が良かったと思います。


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