サイコロ運はいかが?

                ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジーinいただきストリートSpecial

たいていの場合、「ゲームを極めたぞ!」と言えば、ゲーム好きな友達からは尊敬されることになっている。しかし、中には「きわめる」と友人をなくしかねないゲームがいくつかある。
代表例が「桃太郎電鉄シリーズ」と「いただきストリート・シリーズ」。ボードゲームである点が重要なポイントなのだろう。

あらゆる手段を使って、いかに相手をだしぬき、金をもうけるか・・・?これで勝負が決まる。
ゲームをちゃんとわかっているプレイヤー、技にすぐれた人・・・というより、ずるがしこい手段を人間相手に平気で使ってくるヤツが強いことになっているのだ。
したがって、たとえ
「全国トーナメント公式戦に出たら、オレ様がチャンピオンだぜっ!!」
ってくらい極めたとしても、友人とプレイする時には、まわりにあわせたゲーム展開におさえておくことをおすすめしたい。
    マジで。
なんか・・・接待マージャンか、接待ゴルフの話題みたいでいかんなぁ・・・。

対戦ゲームは楽しむためにやるもので、すぐれたライバルに出会って燃える分には結構だが、ゲームが元で本気の大喧嘩になるようじゃ、アホな話である。
    これを、よくやっちゃうんだよねぇ・・・うん。
もちろん相手がコンピュータであれば、どんな「きったねぇ!」手を使おうとプレイヤーの勝手!!思い切りビシバシやって、日頃のうっぷんばらしをしてしまってかまわないと思っている。
    もしかして、今これを書いている自分、ストレスたまっているのかなぁ・・・
でも・・・実は、ボードゲームは人間相手にプレイするからこそ楽しいゲームなんだよなぁ。少なくとも、桃太郎電鉄でコンピュータ相手にどんなに圧勝したとしても、人間相手にキャーキャーとプレイするような面白さは感じられなかったりする。
だから・・・喧嘩になるんだよ・・・汗


ところで「いただきストリート」シリーズ最新作に登場するキャラクターは、ファイナルファンタジー・シリーズとドラゴンクエスト・シリーズの有名人達(人とは限らないあたりが笑えるのだが)であり、マップも、それらのゲームに登場した場所を元にして作られている。
スフィアバトルの「スフィア名」には、魔法、特技名が目白押しだ。
したがって、それらのキャラクターを使ってボードゲームを遊びたい・・・という目的で、初めてこのシリーズを買ったプレイヤーさんも大勢いるらしい。
キャラクターの中には、最初から使える者も20名ほどいるが、トーナメントの各コースをクリアすることによって、使用できるようになるキャラもたくさんいる。
(なんと、チョコボとタルタルは最も難易度の高いスフィアバトル・トーナメント闇のクリスタルコースをクリアしないと使用することができなかったりするのだ)
なんとかクリアして、使用キャラをふやしたいところだが、クリア条件は結構きつかったりする。(2位ならともかく、優勝というのは・・・涙)

ゲーム攻略サイトに行くと、思い入れのあるキャラをなかなか入手できなくて、考えあぐねたプレイヤーらしき人から
「勝ち方を教えてください」
という書き込みがあったりするのだが、実はこのゲームに必勝法というものは存在しない
もちろん、勝つための手段・定石というものは、いくつもあるのだが、ゲーム運びを見ながらどの手段を使えばいいのか、臨機応変に対応できるようにならないと、難しいコースに優勝することは、できないかもしれない

この「かもしれない」というあたりが笑えるところで、どんなに強敵がゴロゴロしていたとしても、初心者がポロッと勝ててしまうケースもあるわけだ。

そんな馬鹿な?・・・・・いや、おこりうるのだ。

原因はサイコロの目

正六面体であるにもかかわらず、1〜6までどころか7の目も8の目も出てしまうという「謎のサイコロ」の目の出具合によって、勝敗の行方がものすごく左右されるのである。
コンピュータがあやつるキャラクターには、行動パターンの特徴とともにゲーム運びの上手さというものが決められている。この最高ランクSのキャラクターであっても、サイコロの目の運がめちゃくちゃ悪ければ、手も足も出せないゲーム展開になってしまうわけだ。

だからと言って、毎回自分のサイコロの目ばかりが都合よく出てくれるはずもないので、いろんな戦略を覚えて、自由に使いこなせるようにすることは、もちろん大切に違いない。

でも・・・まぁ、どうしてもこの勝負だけは負けられない・・・という場合は、メモリーカードを2枚準備して、セーブとロードを繰り返す「裏技?」のお世話になることがあるかも・・・だ。

このゲームのサイコロの目は、次の1ターン分が決まっている。具合の悪い目がでたからといって、リセットしても、数字は変わってくれない。しかし、2ターン先の目であれば変えることが可能になるわけである。
ターン数の異なる2つのメモリー・データがあれば、1ターン前までもどれば、やりなおしができることになるのだ。
もちろん時間もかかるし、めんどうだから、よほどの場面でなければ利用したい方法とはいえないだろうなぁ。

かくて、苦労して使えるようになった「ひいきのキャラクター」がいると、ついマイ・キャラとしてプレイをしがちだが・・・(実際、私もスフィアバトルのトーナメントをひいきキャラでプレイしちゃった人)・・・このゲームでは、ひょっとすると、ひいきキャラは敵にしておいた方が楽しいのかもね。

なにしろ、自キャラだとしゃべらない
(ドラクエ各シリーズの、ゲーム内でしゃべらない主人公達が自キャラ専用になっているのは、このためなんだね)
元ネタなどで、関係がありそうなキャラが敵(というかライバル3名の中)にいる場合には、いろいろからみセリフをしゃべってくれることが楽しみと言えるんだが、それを充分聞いてしまったら、今度はぜひ「ひいきキャラ」を敵にしてプレイすることをおすすめしたい。

実に多種多様なセリフが用意されているゲームなのだ。
いろんなマップに連れて行き、いろんなメンバーでプレイさせて、ひいきキャラのセリフを聞き出そう!!
こてんぱんにやっつけて、偉大なヒーロー、ヒロインにウルウルと泣かせるのも密かな楽しみである!!
    いぢめっこ!!
相手がコンピュータであるのなら、強さSランクの竜王も、ゼシカちゃんも、Xのユウナさんも、ボロボロに泣かせちゃっていいわけだ。
(なぜか、セフィロスは涙を流す表情っていうのがないみたいだが・・・)

それにしても・・・おい、クラウド・・・おぬし表情 少なすぎでないかい?!
クールということと「表情が足りない」ということは別だと思うんだが・・・

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