イメージってまちまちだなぁ
正解を答えることができなくても、別に困ることはないのだけれど、聞かれた質問に答えられないと、いつまでもその質問が気になってしかたがない・・・・・・ってこと、よくありませんか?
ある日、娘が言いました。
「連想してみてください。
全体の印象は青い色です。」
ふむふむ・・・・・・・
「シッポが長くて、白い色です。」
尻尾? 青くて尻尾・・・・・魚の話だろうか?
「カンガルーと恐竜をたして2で割ったような形をしています。」
カンガルー?! 魚じゃないのか、しかも、それ、青?!
「さぁ、このポケモンの名前は、なにでしょう?」
待てっ!!
その、青くて、尻尾が長くて、カンガルーと恐竜をたして2で割ったのって
ポケモンの話なのか?!!!
「はい、答えは?」
・・・・・・・・・・・・・・・・。
わからなくて、悩んでいる私。
「わかんない?」
「う・・・・・・・。オ・・・・オーダイルっ!」
ほとんど、苦し紛れの返事。笑
苦し紛れのオーダイル君
「あれってさぁ、ワニの印象だと思うんだけれど、恐竜はともかく、どのへんがカンガルー?」
そのへんにころがっていた「ポケモン」関係の攻略本をパラパラ見ながら、娘がつっこみを入れます。
「えぇ〜と・・・・・・おなかがポチャッとしているあたり・・・・・・汗。」
だぁかぁらぁ、苦し紛れに答えただけなんだって。
案の定、攻略本のイラストを見ると、オーダイルの尻尾は青い色をしていますから、この答えは「はずれ!」ということになりました。
そもそも、この「質問」は、なんなのか?・・・・・・・というと、娘の友人が言い出したことだったのです。
どういう話題の会話だったのか知りませんが、
「青い色で、尻尾が長くて白。カンガルーと恐竜をたして2で割ったような感じのポケモン」
が出てきて、その名前がわからない。
言い出した「娘の友人」というのは、ほとんどポケモンのことを知らない人で、はっきり知っているのは「ピカチュウ」くらいのもの。
あと、わかるのは、フシギダネのイラストくらいだ・・・・・という、たぶん、どこかでポケモン・アニメを見かけた程度の一般人でした。
だから、それっぽいポケモンの名前を並べてみても、さっぱり話がつながりません。
というか、それが、本当に「ポケモン」である・・・・という保障もないわけです。
もしかしたら、別のゲームやアニメに登場する魔物のことをポケモンだと勘違いしているだけなのかもしれないのです。
そうなったら、もう、きりがありません。
考えても「正解」がわからないことだけに、娘はかえって気になって気になって・・・・・なんか、授業も上の空。 おいおい
それで、帰宅して、この「どうしようもない問題」を私に持ち込んだ・・・・・というわけ。
持ち込むなよ、気になるじゃんか!!
「そのまんま、ガルーラ!」
「ぶ〜っ。」
わかってるよ、全然青くないよな。
「新しいところで、パチリス!」
「どこが恐竜だっ?!」
リスだな、あれは・・・・・・
「ゴルダック!」
「ぶ〜っ。」
「ラグラージ!」
「ぶ〜っ。」
どんどん、やけくそになっていくのが、自分でもわかったりして・・・・・・
なにしろ、この時点で、ポケモンの数は385だか6だか、「エメラルド」までのゲーム・ソフトに登場することになっていて、さらに、劇場版ポケモン・アニメなどで新しいポケモンがいくつも登場しているんです。
ついでに、数日前に、秋に発売される「ダイヤモンド」「パール」の新ポケモンの情報が入ってきたばかり。
数はふえる一方です。
そんなに多数のポケモンがいても、一向に思い当たるものがありません。
そもそも、どんなに多数いても、普通の人がポスターや、雑誌などの表紙、玩具、TVアニメ等で見かけるポケモンの話なのですから、メジャーな者に決まっていると思うんですけれどね。
「おい、そっちのポケモン図鑑を貸せ。」
結局わかんないんです。
で、気になってしかたがないから、翌日、娘が「ポケモン図鑑」の類を大学に持っていって、その「友人」に確認することになりました。
うん・・・・・・・熱心に大学生がやることじゃないよな。
とりあえず、その日は、どうやったって「正解」がわかるわけではありませんが、2人で勝手に候補をあげていると、同じイラストを見ても、ずいぶんと違ったイメージを持っていることがわかりました。
たとえば、ルギア。
私の印象は「白」なんですが、まぁ、一応「青」い部分もあります。
尻尾は・・・・・長くて「白」いですか?
でも、カンガルーの要素がありません。笑
このイメージ、娘は
「どこから見てもドラゴンだから、一応、恐竜問題はクリア。」
だと言うのですが・・・・・・・
私のイメージの中のルギアは「鳥」。
ゲーマーの目には、「ひこう」「エスパー」ですからねぇ。
エアロブラスト、そらをとぶ、はがねのつばさ・・・・・
でも、「ひこう」「ドラゴン」のカイリュウだって、結構「鳥」っぽい技を覚えてくれますから、つっこみくらうと・・・・・まずいです。
旧赤・緑時代からのプレイヤーとしては、「伝説」ポケモンは、赤・緑で鳥3体とミュウツー。金・銀・クリスタルで獣型のエンテイなど3体と、セレビィ、そしてホウオウ(これは絶対に鳥!)、ルギア・・・・・・いずれも、出会うためには「○○の羽」というアイテムが必須ということになっていました。
赤・緑に「伝説の鳥」がいるんだから、金・銀にも「伝説の鳥」がいくつかいてほしい。
ホウオウに対応するルギアも、鳥でなくちゃいけない(?)わけです。
なんのことはない、私のただの「こだわり」。大笑
でも、娘のイメージでは、空を飛べるドラゴンなんですねぇ。
ゆずれないらしいです。
ゆるせない結末
えぇ・・・・・、イラスト付き「ポケモン図鑑」を大学に持ち込んだ娘は、例の友人に
「どれのことか?」
確認させたようです。
まずは「ガルーラ」。
しかし、相手の反応は
「これの、どこがカンガルー?」
だったそうで・・・・・・・いや、あれ、どこから見ても、カンガルーだろ?
お腹に袋があって、そこから赤ちゃんがのぞいている。
これを、カンガルーじゃない・・・・・という「友人」さんは、かなり「イメージ」の違う世界の住人かも。
とりあえず、今回の「正解」でなかったことは確認できました。
で・・・・・・どんどんイラストを見ていって・・・・・・・
「正解」は、なんだったと思いますか?
ミュウ でした。
違うだろ! それっ!!
ミュウのどこが、青いイメージだっちゅうのっ!!!
私のお気に入り。ミュウのコップ
ミュウを知っている人を集めて、「色」を聞いたら、たぶん「ピンク」ちょっとゆずって「白」と答えるだろうと思います。
全然、「青」くないってば!!!
・・・・・・・・・実は、私は去年、特別配布された「さいはての孤島」にでかけて、「出現するポケモンを全部色ちがいにするコード」を使い、
ミュウの色ちがいは「みずいろ」をしている
ということを、確認してきているんですよね。
まぁ、わざわざ、手間隙かけて、ものずきな・・・・・
でも、ピカチュウとフシギダネしかハッキリわからない相手が、そんなコアな情報で会話をしてくるはずがないんです。
「これの、どのへんが青?」
「ごめん、目の色が青だった。」
「・・・・・・・・・・・・。」
そんな微小な部分の印象を真っ先にもちださないでもらいたい。
(外国人は、目の色をとても重視しますが、日本人の場合は、どこを見てもたいてい黒い目が歩いていますので、ほとんど目の色を認識しないで生活しているんですよ。)
ミュウのしっぽは・・・・・これは、長いです。
色も「白」なら、まぁ、納得しましょう。
でも・・・・・・・・どのへんが、カンガルーと恐竜をたして2で割ったイメージなんだよ、あれの?!!
はい、同じものを見ても、受ける「イメージ」というものは、ものすご〜く異なっているんだ・・・・・・ということは、よくわかりました。
でも・・・・・・
この結果を聞いて、娘も、私も同じことを叫びたかった。
「その結末は、許せないっ!!!」
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