画像の進化ってすごいけれど・・・


ファミコン時代のＴＶゲーム機に比較すると、近年のゲームの画像の進歩はものすごいものだと思います。
なんか、日進月歩、どんな「絵」でもできてしまいそうで、新しいゲームを入手するたびにきれいな映像が楽しめてとてもいいです。
また、私が多くプレイするＲＰＧゲームでは、キャラクターの装備を変更すると画面の中でも持ち物が変わったり、衣装が変化するゲームも登場するようになりました。
古い時代のゲームでも、たとえば、ドラゴンクエスト３（ファミコン）で、「あぶない水着」「魔法のビキニ」を装備させると、女性キャラの姿が「ビキニを着ているよう」に変化したり、ファイナルファンタジー・シリーズのように、特定の武器を装備させると、バトルシーンで切りかかる「剣」の色が変化する・・・というようなことはありましたが、最近では、
「へぇ〜っ、あの武器って、こんな形のデザインだったのか？」
ということまでわかるくらいに詳細に視覚にうったえてきます。

ドラゴンクエスト８で、特定の衣装を装備させるとキャラの衣装が変わるものがいくつか用意されている・・・と知ったとき、
「ゼシカさんを、バニー・ルックにするんじゃぁっ！組み合わせはなんだろう！！」
と、ストーリィそっちのけでファッションショーもどきに狂ったのは・・・いい歳こいた大人のやることじゃありませんね。

ＦＦＸ−２のドレスに関するシステムは、まるでキューティハニーの変身シーン（ふ、古いですか？！最近リメイクされたから、いいですよね）でも見ているようで、びっくりしました。
バトルに参加するキャラが、女性３人限定のゲームだったのですが、あのバトル中の「着替えシーン」のことを考えたら・・・絶対に男性キャラの参加は無理だったのだろうなぁ・・・と、本筋と全然関係のないことを考えてしまいました。
まぁ、なかには、「あの男性キャラ」にこのドレスを着せて、バトルの最中にこっちのドレスに「着替え」をさせてみたい！！・・・という不埒なことを考えたことがなかった・・・とは、いえないのですが。汗

Ｘ−２のインターナショナル版では、クリーチャー・クリエイトという新システムが追加されており、ゲーム内に登場する多種多様の魔物を捕獲して、パーティメンバーとしてバトルさせることが可能になっていました。
捕獲された魔物には、ちゃんと「ドレス」を装備させることが可能だったのですが、さすがに、どのドレスを装備させても魔物が衣装をつけてでてくるということはありませんでした。
ギャンブラーのドレスを着た「ベヒーモス」・・・とか、ちょっと見たい気もしたんですけれどねぇ。
捕獲できるのは、魔物だけではなく、「データ」としての人間もまじっています。魔物は無理としても、この「データ」の人間ならば、ドレスに応じて衣装が変化しても面白かったかなぁ・・・と、ついついろくでもないことを考えていました。


こうして、自分でも、どうでもいいようなことを考えるくせに、気になってしかたがないことがあります。
私は、いろいろのゲーム攻略サイトにおじゃましていますが、ユーザーからの裏技・攻略を広く受け付けている「ワザップ！」を例にだしてみましょう。
ゲームの画像が進歩して以来、
「○○○という作業をすると、キャラクターのパンチラが見られる」
という類の「技」が、あちこちのゲームに頻繁に登場するようになりました。
たわいのないことなんですよ。
目くじらをたてることではないのだろうと思います。
メーカーとしても、ほんのサービス・シーン程度の認識でしょうし、特別に問題になるようなレベルの話でないことも充分認識しています。
でも・・・気になるんだなぁ。笑
というのもね、この「パンチラ」ネタを、１つのゲームで何人も何人ものユーザーが投稿してくるんです。
たとえば、ＤＱシリーズの定番ギャグとして、屋根がある場所で場所移動の呪文「ルーラ」を使用すると、
「天井に頭をぶつけた」
ということになって、失敗するわけです。
これを、わざと、女性キャラを使用して行うと、呪文に失敗した彼女がひっくり返ったりして「見えて」しまう・・・というわけです。
こういうネタを、すでに紹介されているというのに、いつまでもいつまでも新しく投稿してくるユーザーが絶えないんです。
これが、ものすごく苦々しく感じられるのです。
当然のことですが、「ワザップ！」では、既出内容を投稿した場合には、削除の対象になっています。すでに投稿されている内容と同じネタは、いくら新しく投稿しても、管理人さんによって、削除されてしまうわけです。
広いサイト全体を管理することは、たいへんなことなので、問題がある場所を見つけたユーザーは、管理人さんに「削除依頼」をお願いするための「ボタン」をポチッと押して「おしらせ」するシステムもあります。
この「削除依頼」のボタン、パンチラ・ネタで何度押したことか。

有名ゲームが発売されると、投稿するためのルールをろくに読まない横着なユーザーから、すでに紹介されている内容と同じネタの投稿が山のように届きます。そういう「既出投稿」は、どんどん容赦なく「削除依頼」のボタン行きなのですが、同じ「既出」投稿でも、普通の内容のものと、パンチラ・ネタの類とではなぜか私の印象が違っているのです。
普通の内容であれば、
「あぁ、またかよ。前に書いてあるよ。ポチっ」
なのですが、パンチラ・ネタの類だと
「下品な！！女性をなんだと思っているんだ！！同じことを何度も書くな！！ボチっ！！」
っとなるんですねぇ。
これは、私が女であるから、よけいに感じられてしまうことなんでしょうか？
不思議なことに、同じ「パンチラ」内容であっても、１回目の投稿に対しては、それほどの嫌悪感がありません。（たぶん、情報としてすんなり受け入れられるのでしょう）
また、なぜかそういう「繰り返し」投稿をしてくる相手は、きっと男性ユーザーであろうと思えてならないのです。（それこそ差別ですかねぇ）
ＴＶゲームの女性ユーザーさんは、たくさんいらっしゃいますから、１度、はっきりと女性とわかる方の意見を聞いてみたい気がしてなりません。

これは、予想なのですが、私が攻略サイトで繰り返される下ネタの類にいやな気分になる理由は、ＴＰＯも考えずにやたら下ネタをわめきちらす類の困った大人に出あった場合と同じようなものかもしれません。
猥談とか下ネタというものは、面白いものです。しかし、そういう話をしていい時と、してはいけない時というものがあります。
場が読めずに、平気でどんな時でも下ネタを吹聴してはばからない人というものは、いるんですよ。
その場に異性が混じっている場合には、特に場の状況を読むことが大切です。これに失敗すると、話題から引かれてしまうどころか、軽蔑の対象になりかねません。

とりあえず、少なくとも何かをどこかに投稿する場合は、サイトのルールを守ることと、同じ内容がすでに書きこまれていないか、確認するくらいのことはしてもらいたいと思いますネェ。

ところで、今後さらにゲームの映像が進歩したら・・・どんなことになるのでしょうか？
できることが増えてくれば、ゲームに登場するアイテムや装備品１つ１つについて、きっちりと表現がされる時代がくるのでしょうか？

１つだけ、絶対にないなぁ・・・と思っていることがあります。
初期のウィザードリィ・シリーズの完全衣装変更設定です。
各種ＲＰＧゲームの武器・防具など、装備品を変更すると、キャラの画像がそれにともなって完全に表現される時代がきたとしても・・・できないゲーム、それがウィザードリィです。
なぜか・・・・・

私がプレイしたウィザードリィ・シリーズは、わりと初期の数本だけなんですが、このシリーズにはとんでもない話があるんです。
物語をクリアした後、熱心なファン達がすることは、究極のユニットを育て上げることだったりします。
転職をして、魔法の種類を極めたり、９９で打ち止め・・・なんてケチなことはいわない世界で、とてつもないレベルのユニットを成長させたり、ダンジョン深部でレアこの上ない装備を入手するためにバトルをくりかえしたり・・・わざわざ強敵を呼び寄せてまで経験値の荒稼ぎをしたり（グレーターデーモンの増殖技）・・・

レアな装備で身をかためたハイ・レベルのユニットである場合は、ゲーム画像を作ってもなんの問題もありません。
ところが・・・どういう理由なのかいまだにわからないのですが、困った職業のお方がいるのです。
そう、忍者です。
ゲームの途中までは、忍者も普通に武器・防具を装備しているんですよ。
ところが、育てて育てて、育てまくって・・・ある時、ためしに「素っ裸」にしてみると、その状態が最も強かったりする。
いや、なんでって言っても、そうなっているのだから私につっこみを入れないでくださいよ。
この職業、ハイ・レベルであればあるだけ、無駄になにかを装備させるより、身軽であった方が「強い」ということを言いたいためにそういうシステムができているのでしょうか。もちろん、装備品をつけない場合が強い・・・ということであって、下着もつけないお姿でダンジョン内をうろうろしているとは思えないのですが・・・
いつの間にか
「装備なしが強い」イコール「忍者は素っ裸が強い」
つうことになってしまっている。笑
こういう映像は・・・作れませんわなぁ。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もどります

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