16年ぶりの記憶力問題
我が家でファミコン版ファイナルファンタジーIIIをクリアしているのは、私と息子の2名です。
息子は当時小学校低学年でした。
小学校低学年時代の記憶力って、どの程度のものなのでしょうか?
私自身、自分が小学校低学年だったころの「記憶」というと、あまり残っていません。(もちろん、私の場合、経過年数が多いのでしかたがないことなのでしょうが)
でも、今回FFIIIをDSでプレイしていると、息子がかなりハッキリとIIIのシナリオを覚えているらしいことがわかり、興味深いです。
今現在、プレイしているのは、私だけです。
息子は、後日プレイする予定ですが、いまのところタッチしていません。一応、進行状況が気になるらしく、聞いてきます。
「どこまで、いった?」
「エンタープライズで、浮遊大陸から外に出る直前。」
こういうやりとりをしていると、ファミコン時代が「保育園」年齢だった娘(非プレイヤー)は
「さっぱりわからん。」
と言います。
まぁ、それが普通でしょう。
でも、息子の方は
「とりあえず、撃墜される場所には、近づかんことだな。」
と、的確な返事をくれます。
(イベントで飛空艇エンタープライズが砲撃されるのは、浮遊大陸から離れて、2つめのイベントということになります。ちゃんと覚えているんだなぁ。笑)
撃墜される予定の空域は・・・・・このへん。笑
ところが、ここで面白いのが、音楽問題。
イベントや、物語の流れについては、ほとんど記憶にない娘なのですが、ゲームで流れる音楽に関してだけは、記憶が鮮明であるらしい。
我が家には、ファミコン時代のFFIIIの音楽CDがあるのですが、これをあまり部屋で流して聞いた覚えがありません。もっぱら、個人的にイヤホーン使用で聞いただけだったはずです。
でも、娘は、FFIIIDSから聞こえる音楽に、しっかり記憶があるらしい。
・・・・・ということは、家族がTVでプレイしているのを「見ていた」だけの娘なのですが、物語は覚えていなくても、音楽は記憶しているんですね。
16年前に聞いた音楽を、きっちり覚えている・・・・・ということは、そうとう印象が強かったんでしょうか?
家庭用ゲーム機が急速に普及しはじめたころ、
「今に、ゲーム音楽が一般の流行歌よりも、なつかしさを感じる代表メロディになる時代がくるぞ。」
という予言(?!笑)をしていた人がありましたが・・・・・・あたっていたみたいですね。
4人の主役に個性があることについて
まだ、物語があまり進んでいませんから、結論を出すのは早すぎると思いますが・・・・・。
今回、主役の4人に男女両方がいて、しかも、それぞれに個性が設定されているのは、いい感じだと思っています。
なにしろ、個性がハッキリしているために、イベントをひっぱりまわす初期のノン・プレイ・キャラとのからみにふくらみがでるんです。
このゲームでは、クリスタルに「光の戦士」として選ばれたものの、いまいち、状況が理解できていない初期の主人公たちを「先に進め」、「世界の危機を救う」ために自己犠牲もいとわないノン・プレイ・キャラが何人も登場します。
オーエンの塔で装置の暴走を止めるために炉に飛び込んでいくデッシュとの別れ。
(彼の場合は、後に使命を果たして無事生還することになるはずなんですが・・・・・)
光の戦士をかばって消えていく水の巫女。
思わず、ホロリとするシーンが連続するのですが、そこに異性の主人公がいるだけで、深みがでるんですよ。
デッシュとの別れ。
そこに女性がいるだけで、感動の度合いが高くなる。
男性キャラとの別れのシーンに、彼の名を叫ぶ女性主人公がいれば、よけいにジーンときます。
自分をかばって死んでいく女性を、なすすべもなく抱きしめる男性主人公がいれば、こりゃ、もう、なにがなんでも最後までクリアしてやるぞ!!・・・って気分になるでしょう。
自称バトル向きじゃない・・・という、おとなしい性格の少年も、敵に洗脳されて異常行為をする父王の問題に苦しむ王子様との交流で、バッチリ場をもりあげてくれました。
いやぁ、いいですね。個性があるって、大正解ですよ。
実はね、わりと最近FFXIIのエンディング・ムービーで、似たようなシーンを見たんです。
最後のバトルに勝利し、戦争の回避に成功したのもつかの間、このままでは巨大戦艦(?)が王都に墜落する?!・・・・・という緊急事態が勃発します。
仲間を戦艦から脱出させ、決死の覚悟で、なんとか故障箇所の修理を間に合わせようと奮闘する男。
小型飛空艇で戦艦から強制的に離脱させられ、そこで初めて男への愛を口にするヒロインの悲痛な叫び。
はたして、王都は守られるのか?もう、最高の見せ場ですよ。
でも・・・・・・ごめん、この時は、目が点になっていました。
だって、ヒロインが彼に思いをよせている・・・なぁんて、全然思いもかけなかったんですから!
これ、やるんなら、もうちょっと前から伏線はっておいてほしかったなぁ・・・苦笑。
イベント進行上、どうしても「トード」という魔法でカエルの姿にならなければならない場所が何回かあって、そいういところでは、女性主人公が、ものすご〜くいやがるんですね。笑
頭では必要性が理解できても、気分としてはカエルに変身するのは、いやっ!!
うん、わかりますよ、その気持ち。
カエルの好き嫌いじゃなくて、自分が「カエルになること」がいやなんですよね。
女の子がいやがるんですから、よけいに納得できてしまいます。
まぁ・・・・・男性であっても、カエルに変身することが楽しくてしかたがない・・・・・・という人は、少ないだろうとは思いますけれど。
そう、トードが最後に登場するFFVIIでは、クラウド君が、きっぱりハッキリ
「オレは、カエルがきらいだ。」
と言い切っていましたっけ。(実際ゴンガガ・エリアの森林地帯では、えらい目を見ましたし・・・)
物好きプレイ
ノン・プレイ・キャラがいる状態でカエルになると
NPCとの会話ボタンで、カラフル蛙がゲロゲロ
無口になった(?)デブチョコボ
近年のRPGは、山ほど登場するすべてのアイテム類を、おのおの99個ずつ全部持ち歩くことが可能になったりしていますが、昔のゲームでは不可能なことでした。
ファミコン時代初期のDQ1の主人公などは、装備品を含めて、持てるアイテムは8個程度だったんじゃないでしょうか?
あちこちに存在する「チョコボの森」に、調べると「チョコボくさいぞ」という場所があって、そこで「ギサールの野菜」というアイテムを使うと・・・・・・・ズズズ〜〜ンと、でかくて白いチョコボが出現する。
この「デブチョコボ」に話かけると、アイテムをあずけることができる・・・・・・ファミコン時代、このシステムが登場したときは、なぁんて便利な世の中になったんだろう!と、感動したものでした。笑
野菜も使用せず、デブチョコボを呼び出すチョコボ研究家
こいつは、すごいぞ!
むしろ、デブチョコボ専用召還師と言えるかもしれない
というか、君、カエルに話かけられても平然と同じ作業をするあたり
どっか、異常だと思わないかい?
今回のDS移植でも、以前のままにこだわったのか、デブチョコボの「あずかりシステム」は健在です。
でも、なんか違う。
なにが違うって・・・・・・デブチョコボがすっかり「無口」になってしまったからなんです。
ファミコン時代のデブチョコボは、アイテムをあずけようとすると
「なぁにをくれるんだ〜い?」
と聞いてきて、あずけたアイテムは、なんと、ムシャムシャゴクン・・・・・という感じに「デブチョコボ」の腹の中に入ってしまうことになっていました。
あずけられるアイテムは、1種類につき最大個数が決まっていて、それ以上に預けようとすると
「これ以上、同じものは食えないよ。」
と、キャンセルされることになっていたのです。
ひきだす場合は、どうなるか?
「ちょっと、待ってね。いま出すから。」
ど、どこからっ!!
たぶん、誰もが1度は突っ込みを入れたセリフだったはずです。
この、ユニークなセリフが、DSには登場しないんですよ。
ごく普通の「あずける」「ひきだす」だけのデブチョコボ。
やっぱし、あの、まのびしたセリフ、聞きたかったなぁ。
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