16年分のボケとつっこみ

その1:攻撃方法  (つっこみ)

発売から、もう、だいぶ経過しているから、ゆるされるよね?

こいつが、事件の元凶だよぉ〜っ・・・・・・・という、ラスボス的存在「魔王ザンデ」さん。

実は、ありがちな話だが、近年どのゲームでも(このゲームでも)物語の初期に「ラスボス」っぽく紹介された相手というのは、ラスボスだったためしがない。苦笑

ファミコン版の場合は、一枚絵なので全然気にならなかったのだが、今回、敵キャラが攻撃時にアクションをする。だから、だいじなクライマックスのバトルだというのに、ずっこけてしまいました。
どうしてくれるんだい?!

ずっこけ理由

こんな立派な棒関係の武器を装備しているのに、なんで、この人って、わざわざ「棒」を手放して、素手で殴りかかってくるんだろうか?!

こういう相手なら、棒で殴ってくるのが礼儀ってもんじゃないのぉっ!!
しかもさぁ、その手からはなされた「棒」が、たおれることもなく、その場にピンと立ったまま、もう1度つかんでもらえるまで、じっとしているのって・・・・・わけわかんないよ。

ついでに、もういっちょ、つっこみ入れさせてもらえるなら、「魔王」と名乗る以上、両手のひらガッチリ組み合わせて、殴りかかるんじゃなくて、強力な魔法攻撃とかしてくるのが一般例なんじゃないかなぁ?

え?趣味?  本人の自由だろうって?
いや、ちょっと許せない気分なんですけれど。



その2:こりずに、やっちまったゼ (ぼけ)

みごと、最後の戦いに勝利し、世界を無の脅威から救った「光の戦士」たちは、エンディング・シーンで、お世話になったゆかりの人々を、それぞれの希望する村へ、ノーチラス号で送っていくことになっています。

最後に送るはずの相手は、サスーンの王女サラ姫さま。
しかし、彼女は、お城に帰ることをいやがって、すねてみせます。
理由はもちろん
「もっと、あなたといっしょにいたいから。」

くそぉ〜っ、いい男は、つらいよな。イングズ君。

この、とってもうらやましいシーンなのですが、最後のバトルの時にイングズ君がどのジョブで活躍していたかで、服装が違ってくるのですよ。

麗しの姫君が、恋心をいだく家臣を前にして、せいいっぱいの愛のセリフを語る・・・・・・こんな場面なんですから、やっぱし、映像としては、姫君の前には、りりしい騎士系の光の戦士がかしこまってひかえていてもらいたいじゃありませんか。

ロマンよ、ロマン。
女のロマンってやつですよ!

ほら、いろいろ、それっぽいジョブあるでしょ?
ナイト・竜騎士・魔剣士・赤魔導士・・・・・・絵になるじゃありませんか。

ところが、やっちゃったんです。
つい、うっかり。

一回目のクリアの時、ウチのパーティで、イングズ君はシーフ担当だったんですよ。
熟練度99、ぬすみの名手だったりします。涙


集英社 Vジャンプブックス
スクウェア・エニックス公式攻略本
FINAL FANTASY III
ジョブ説明のページより


シーフは、こんな服装です


姫君の相手が、よりによって「シーフ」。

もしかして、これって、さすがに問題じゃないかい?
なんというか、その組み合わせじゃ、背景にあるのは、サスーン城じゃなくて、カリオストロのお城だったりして・・・・・

ん?
もしかして、男性にとっては、高貴な姫君と平民の組み合わせって、逆にロマンだったりするのかなぁ??


反省したんですよ。
次に機会があったら、彼のジョブだけは、前もって考えておこう・・・って。


そんなに前の話じゃなかったはずなんですが・・・・・・・

ザンデ戦以降の魔物図鑑にあっちこっち、空欄があるのが気になりまして、それを埋めようとおもいたったのです。
ザンデとのバトルの後は、もう引き返すことが不可能なので、最後のバトルまでいってしまう必要があります。

やってしまいました。
悪気はなかったんです。本当ですよ。つい、うっかりなんです。

最後のバトルがスタートしてから、あっと気づきました。
今回、彼、モンクだったんです。



こちらも同じ本に紹介されているモンクの服装
どこから見ても、その辺に立っている村人の服と
かわりばえしないんだよなぁ

結構熟練度が高くてねぇ・・・・・つい、そのままラストバトルに突入してしまいました。

モンクという職業自体は、まったく問題がないでしょう。シーフの場合とは、話が違います。でも、体術の専門家なので、いかにも軽装です。

おかげで、またも、麗しのサラ姫様の前には、どこにでもいそうな服装をしたイングズ君が・・・・・・


ごめんなさいっ!

3回目があったら、今度こそ、映像美を考慮いたしますから!!!

(図鑑、目的のあたり埋まってしまったので、3回目があるかどうか、怪しいところなんですが・・・・)


その3:消えちゃったセリフが気になる (つっこみ?)

ファミコン版のセリフを全部記憶しているはずもありませんが、なんか、あちこちで
「あ、あのセリフがなくなってしまっている?!」
という場面に出会いました。

ものすごく印象的だったから16年も覚えていたわけなのですが、それが、消えている。
残念な気分です。



底なし沼にハマらずに通過できる・・・という、反重力装置まがいの「だいじなもの」をもらうために出かけて行った地下道で、我らこそ「光の戦士」と思い込んでいる4人のじいさんたちとのコミカルなやりとりがあります。
魔物とはいえ、カエルに囲まれて苦戦している「4人のじいさん」を救出しておくと、最後の場面で「だいじなもの」をもらう時に、お役にたってくれる・・・というイベントです。

地下道の最奥で、だいじなものを無事にもらった後、徒歩でひきかえすのはたいへんであろう・・・・・と、じいさんの1人が
「テレポで脱出するぞ」
と、魔法を使います。

えっ?!
テレポ?
じいさん、そんな魔法が使えるのか!!
たいていのプレイヤーは、ここでつっこみを入れたはずです。

実際、一発で村の安全地帯に帰って来られるのですが・・・・・・・

ファミコン版の場合、この後、じいさんに話しかけると
「あれ、実は ラッコの頭だったんじゃよ。」
というネタばらしが入ることになっていたのです。

つまり、「光の戦士」でもなんでもない「4人のじいさん」には、テレポなんていう白魔法は使えないんだけれど、それと同じ効果があるアイテムならば利用できた・・・という笑い話だったんですね。

この「セリフ」が今回カットされてしまっています。
笑い話であるとともに、アイテム情報でもあったのですから残しておいてほしかったなぁ。

まぁ、たぶん、白魔法が使えるジョブをまったくパーティに入れないでゲームをつっぱしるプレイヤーさん・・・というのは、少ないのでしょうが、攻略途中で魔法の使用回数が切れてしまうという可能性だってあります。
ダンジョンに行くのなら、用心のために「ラッコの頭」を1個もちこむ・・・・・FFIIIの安全策でした。

割とお値段が高かったりするんだよね。笑



ラッコの頭:最近のFFシリーズでは、まったく聞かないアイテム名ですが、ダンジョン脱出魔法(FFIIIの場合テレポ)と同じ効果があるアイテムなのです。なんで「ラッコの頭」というアイテム名になったのか、いまだにさっぱりわかりません。ダンジョン脱出と「ラッコの頭」じゃ、なにか連想するものがありますか?ないんだなぁ、私。

というか、ちょっと不気味なアイテムですよね。
あ、もちろん、ちゃんと設定がありまして、海に浮かんで、腹に石をのせて貝を割って食べる哺乳類のラッコの頭部をチョン切って利用する・・・・・のではなくて、見た目がラッコの頭に似ているキノコの一種があるのだそうです。FFIIIの世界の話でしょうが。
ほら、「サルのこしかけ」という名前の、よくまぁ、その名前をつけたとほめたくなるようなキノコが現実にあるでしょ?あんな感じで、いかにも「ラッコの頭」っていうキノコがあることになっていたんだろうなぁ。
私の感覚じゃ、「ラッコの頭」も「カワウソの頭」も、区別できそうにないんですけれどねぇ。

それを、使うと、なぜかダンジョンから脱出できる・・・ということになっているのです。
「キノコ」を使うって・・・・・・・どうやって?
やっぱり、食べるのかい?
某スーパーマリオ・シリーズでも、一見毒キノコっぽい赤いのや、緑色のキノコをパックンと食べていますから、当時のゲーム業界には「キノコ」に特別の思い入れみたいなものがあったのかもしれません。(詳しい人に聞いてみたい謎です)


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