16年目の再会

                               ファイナルファンタジーIII  (DS)


なんか、同窓会にでも出かけて、むか〜しの友人に会ってきた・・・・・ような題名になってしまいました。笑


実に16年ぶりにFFIIIがファミコンを離れて、DSソフトに移植されました。
すでに、「ファミコン」というハードを利用できる状態のご家庭は少ないと思いますから、生まれて初めて「FFIII」をプレイする・・・・・というゲーム・ファンも多いのではないでしょうか?

16年といえば、オギャァ!と生まれた赤ちゃんが高校生になってしまうわけですからねぇ・・・・・・。
年月を感じてしまったりします。

このソフト、いままでにもいろいろのハードに移植が予定されていたはずなのですが、なぜか、いずれも立ち消えとなり、気づいたらシリーズの中で1本だけ「幻のソフト」になってしまっていました。
どうして、ボツ企画になったのかな?不思議です。

DSになる・・・・というので、さかんに店頭で公開されている宣伝ムービー(ゲーム・スタート時に流れるあれです)を見たら、いやぁ、びっくりしました。
最初、正直なんのゲームなのか、わかんなかったよ!
FFの3番?!
うそ、絶対別のゲームだよ、あれ。  苦笑

16年前にプレイした私としては、主役の4人というのは、「プレイヤー」というだけであって、没個性のユニットでした。
ファミコン時代の3番は、4つユニットをあげますから、それで最良のジョブチェンジを繰り返してパーティ編成をし、攻略するゲームという印象が強かったのです。
物語そのものは、あちこちで同行することになる、多くのノンプレイ・キャラの活躍(?)で、ひっぱられていくようなイメージでした。

でも、今回は、主役4人にきっちり絵も設定もありそうです。
これ、物語に影響してくるような重要な設定になっているのでしょうか?
(まだ、スタート直後なので、今後の展開を見ないとなんともいえません。)




ゲームを始めてみると、たしかにDSになっただけのことはあって、映像はきれいです。
魔物の「動き」なんか、ものすごく気持ちの悪いものもあって、うわぁぁ〜〜っ!!と思いました。これは、すごいですよ。

でも・・・・・・・

あくまでもファミコン版をベースにしている・・・ということらしく、全体的に良くも悪くも16年前のゲームなんですね。
少なくとも、プレステ以降のFFシリーズとは別物です。
きっちり頭を過去のゲーム展開にもどす必要がありそうです。

そういえば、以前は、ミニマムだのトードだのカッパ(FF6に登場)だの・・・・・映像がリアルになってからは、考えられないような状態異常や魔法がいっぱいあったっけなぁ。
ボスには、弱点があって、そこをつけば予想外の大ダメージがとれるようになっていたことも記憶にあります。
(だからこそ、結構きついダンジョン構成でも、すみずみまで攻略しておかないと、アイテムの取り逃しが死活問題になったりしました。)

1度プレイしている人にとっては、
「なつかしい〜!!」
ということになるのでしょうが、今回初めてプレイする若いゲーム・ファンにとって、どうなんでしょうね?
もしかして、昔のゲームって、ずいぶんときついものだったと思われているのでしょうか?
(フェニックスの尾などが貴重品だった当事を思うと、移植版は楽になっていると考えるのですが)




とりあえず、メンバーを4人そろえて(今回1人でスタートなんですね。笑)、ジョブチェンジできるところまで行かないと楽しめません。
バトル、へたっぴなんで、なんとかレベルUPさせながら話を進めました。
ボスである「亀」だの、「ジン」だのには、アイテムをぶつければ、あっさり勝利できることがみえみえなんですが、ザコにやられてしまったんじゃ、目もあてられませんからねぇ。

最初のノンプレイ・キャラの姫君(サラ姫)・・・・・・強かったよ!
どのメンバーよりも、姫君が強かったんじゃないかな?(笑えない)
次のシドさんのハンマー攻撃も、すごいよな。
なんなら、あんた達がクリスタルに選ばれた「人」であったら、簡単に物語がクリアできたんじゃないかい?
      いかん、どこかで、経験値かせぎをしてこよう・・・・・



やっぱり、最初の見所は「ドラゴンが住んでいる」山のイベント・・・・・・これには、少々こだわりがあるんですよ。
後の偉大なる召還獣、バハムート様との出会いのシーンですからねぇ。

すでに夜遅くなっていたのですが、そこまでは見ておきたくて、プレイを続けました。

いました。いました。
途中のダイブイーグル、ルフなどにいぢめられながら登山したら、上空から飛来して、「巣」にお持ち帰りされてしまいましたよ。
あら・・・DSバハムート様、結構細めの設定なんですね。



ドラゴンの巣にいるベビィの泣き声は
「ホンギャー」でした。

・・・・・なんか、違和感あったなぁ。


予定通り、「巣」で出会うはずのキャラ(デッシュ君)にも出会いまして、いよいよバハムート様が引き返してきます。

バトル・シーンになるのですが、この時点で設定上、絶対完全勝利ができるはずの相手ではなく、「主人公たちは、あわてて逃げ出したのでした」という事実があれば、物語を先に進めることができます。
バハムートからの攻撃をくらったら、たぶん間違いなく戦闘不能になりますんで、とっとと逃げてしまえばいいのでしょう。

前もって、ちゃんと、ノン・プレイ・キャラが行動を指定してきます。


はい、素直に「逃げる」を選択しました。

こんだけ言われているのに、逃げずにバトルして全滅し、
「勝てません!」
という質問を攻略サイトさんに書き込んでくる人がいるのを見て、ちょっと楽しかったなぁ。
もしかして、今でもRPGのボスからは「絶対に逃げられない」という概念があるんでしょうか?

ドラゴンクエストIV、Vにも、「バトルで全滅する」ことが物語を先に進める絶対条件になっているシーンがあります。
(そのイベントの敵は、実はバトルで勝利することが可能なのですが、普通にプレイしていれば負けて当然です。たとえ勝利しても物語そのものは負けたという扱いになります。)
DQの場合、前もって「全滅してもいい」という「お知らせ」みたいなセリフを聞けるようになっていますので、あわてて「全滅→リセット」をしちゃいけないんですね。

特別の「ボス」というのは、案外あちこちにいますので、いろんな「人」のセリフは、しっかり聞いておいたほうがいいのでしょう。



そのうち、きっと勝てるから
今回は、素直に逃げよう(笑)


これ以上もなく、素直に敵前逃亡して、新しい「場所」に到着できました。
ミニマムで「こびと」サイズになって、さらに新しい「場所」にむけて、「こびと専用通路」を通りぬけることになります。

「こびと」になっていると、DSで特別美しくなった「花」や「植物」がとってもきれいで、楽しいですね。
(こびとの村の中なら、そんなことを言っていられるんですが、バトル・シーンでは、こびとは直接攻撃がまったく無意味になります。魔法だけで突破するダンジョンですから、ちゃんとジョブチェンジしてがんばるべきなのでしょう。完全に逃げてしまえ・・・という戦略もあるみたいですが)

どうでもいいことなんですが、「こびと」くらいしか通ることができない「細い通路」には、どこから見ても「人間の頭蓋骨」にしか見えない「骨」がごろごろころがっています。
・・・・・・・・・?????
あれって、いったい、なんの骨という設定なんでしょうか?
こびとサイズにならなくても通過できる広さがあるのであれば・・・・・できれば、普通サイズで通らせてもらいたいんですけれどねぇ。
       映像がきれいになったせいで、よけいな場所ばっかり見ていますなぁ。



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