スタイリッシュにならないんだわサ

                         DEVIL MAY CRYシリーズ
                         真・女神転生III NOCTURNE マニアクス

私のことをよく知っている人であればあるほど、私が
「ダンテ、大好き」
なぁんて言うと、
「うそだろ?!」
と即答してきます。
現実の世界で配偶者があるかどうかと、ドラマ・映画・小説・コミック・・・フィクションの世界は当然別。ましてや、ゲームの中のかっこいいキャラクターに惚れるのはプレイヤーの自由ですよ。
でも、「うそだ」の意味はぜんぜん別のこと。
「だって、あんたが参加できるゲームじゃないじゃん!(←断定形)」
ここで、グッと詰まるあたりが、悲しいところですね。

スタイリッシュ・アクションで有名になったDMCは、私のように手がトロいゲーマーにとっては鬼門の「アクション・ゲーム」です。マリオの1面があやしいヤツに参加できるはずがない・・・断定されてもしかたがないかもしれません。
でも、近年のゲームはイージー・モードがあるから、参加できちゃったりするんですよ。
もし、20年前のゲームだったら、きっと見ているだけ〜になっただろうとは思いますけれどね。

もっとも、私がプレイした場合の評価ランクは、ほぼ毎回最低でして、
「先に進むことさえできれば良し!!」
という、開き直った、なっさけねぇゲーム展開になります。
ハード・モードだ、さらに難易度の高いモードだ、Sランクだ・・・という会話は、完全に「よそ様」の世界ですね。
そのせいで、プレイヤーの作業と関係のないイベント・シーンだけが異様にカッコよかったりします。
カプコンからは「DEVIL MAY CRY SOUND DVD BOOK」というDVD付の本が出ていますが、それらのDVDを見ると、1でも2でもまるっきり別のゲームみたいで、笑えますよ。
(いや、できるだけ映像に近づきたいとは思いますが、私のレベルでは贅沢ってものです)
運悪く、我が家にやってきてしまったダンテさん、ごめんなさい。

ヘタっぴだろうが、本人は満足しておりまして、一応どんな物語であるのかは知っているわけです。
そんなある日、「DMCのダンテがメガテンにゲスト出演する」という情報が舞い込んできました。

     は?!

DMCはカプコンだよな。
    メガテン(女神転生シリーズ)はアトラスじゃん?
DMCはアクション・ゲームで、メガテンはRPG。

女神転生をアクション・ゲームでやるのぉっ?!

さすがに、それはありませんでした。笑

ジャックフロストやジャックランタン(どっちかというと、メガテンのアイドル系悪魔)にまとわりつかれながら、エボニー&アイボリーを乱射するダンテ。あ、ランダ(物理反射、雷弱点の強めの悪魔)が出てくると反射されるからあわててリベリオンにエレクトロハートをはめ込むのかな?でも、あれって、どっちにしても物理攻撃なんだろうか?
おいおい、結構苦労するかもしれないぞ、マジでちょっと見たいかも。

ダンテが特別ゲスト出演する作品は、「真・女神転生III NOCTURNE」の物語追加バージョンとでもいう、「マニアクス」でした。
普通のRPGです。
よかったね、変なことにならなくて。

すでに、IIIは終了していましたが、彼がゲストで出てくれるというのなら、もう1回プレイしてもいいかな?
味方になってくれるのかな?
どう考えても、特殊合体で作れ・・・なぁんて、言わないだろうなぁ。材料の元ネタなんかあのゲームにはないぞ。(本気で心配したりしました。汗)
どうでもいいけれど、IIIの主人公は、元人間だけれど、今、悪魔というキャラクターなので・・・もしかして、デビルハンターに追い掛け回されるってことになったら、ど〜しよう・・・。(半分正解だったりしたんだなぁ)

楽しみにして、発売と同時に買いまして、スタートしたのですが、始まって早々から物語にからんでくることはないんですね。
初期に、あぁ、あれがそうなんだろうなぁ・・という場面は追加されているのですが。

前にプレイしたのを復習するようにゲームを進めまして、やってきたのが池袋
予感があったんです。
このゲームの池袋には「マントラ本営」の高い高〜いビルがあります。60階建ての。笑
ありゃぁ、サンシャインビルですなぁ。
ダンテって、高いところから飛び降りるの好きみたいだから・・・いるとしたら、ここ?
(DMC2で飛び降りたし、その後のDMC3でも高い塔から駆け下りたよ。ついでにバイクで駆け上がるシーンまであったから、基本的に上り下りが好きなんじゃないかなぁ)

マニアクスでは「魔人」という普通より、格段に強い敵が特定の場所に配置されていて、たいていは、条件が整わないとバトルにならないことになっていました。
「魔人」には、いままでのメガテン・シリーズにすでに登場したことがある超レアな「敵」もいたりして、怖いけれど、出会ってみたい、でも、その条件と場所さがしに苦労しそうな感じだったのです。

最初に池袋に来たときには、物語の通過必須イベントが普通に発生しまして、あれぇ、いないのかなぁ・・・と思ったんですよね。
でも、それを終了してから、もう1度やってくると、そこいらへんに立っている人(実はこのゲームでは、人ではなくてマネカタという者なんですが)のセリフが変化しています。
「赤い服の男が探してたぞ。○○○(←主人公の名前が入ります)って悪魔を探してたぞ。・・・キミ しってる?」
来た来たぁっ、赤い服の男!でも、なんでこっちの名前を知っているんだろう?
(これは、ゲームの先で種明かしがあります)
「銃刀法違反でした。外国の方でした。」
うんうん、舞台は、元東京だからなぁ。
どうせ、剣も銃も丸出しで歩いていたんだろうなぁ。
おい、どうでもいいけれど、ダンテって何語でしゃべるんだ?
ちゃんと日本語で話してくれるんだろうな?!
(まぁ、よけいな心配を・・・)

2人のマネカタのセリフを聞いて、半分ビビって半分喜んで、大階段を上がると・・・いるんですよ。本館1Fじゃなくて、60Fの外壁に
「会えてうれしいぜ少年。おまえも そうだろう?」
いや、プレイヤーとしては、うれしいけれど、いくらなんでも、そんな場所に突っ立っていたら危ないって。
さっき調べたら、サンシャイン60って240メートルあるそうじゃないの?!
つか、そのモノローグ、絶対聞こえんよな。それどころか、姿ろくに見えないんじゃない?

彼、その後、お手並み拝見するか・・・とか言って、そこから跳び降りるんだよ。
羽出して飛ぶんならまだしも、人間のまんまのかっこうで。
あれ、絶対DMC2の古城より高いよな?

オリジナル版でも、その場所からは、確かに跳び降りられる設定になっているんだけれど、ためしに主人公が跳び降りるとHPは1になることに決まっているんですなァ。
ためすなよ
ゲーム上、跳び降りなければならないイベントがあるわけでもないし、ちゃんと建物の中には超高速直通エレベータなんかも設置されているので、なんで跳び降りが可になっているのか実は不思議だったんです。
エレベータを待つ時間さえ惜しいというプレイヤーのためなのか?それにしても、あそこから跳び降りたいかい?・・・と疑問だったのですが、もしかして、すでにオリジナルの時から、
「ここから跳び降りる人のゲスト出演を予定していた」
なぁんてオチだったんでしょうか?大笑

彼だけは跳び降りてもHP1にはならないらしくて・・・まぁ、そうだよな、バトル・スタート時にHP1のボス・キャラがいるはずはないって。

特別出演ですから、バトル中にもサービス・セリフがあります。
バトル・スタート直後に
・・・10分だ。その間に考えな。カンオケか、ゴミバコか・・・自分の行き先をな!
って言うのですが、ここで律儀に10分待ってくれたりはしないんですよ。
考える余地なし。
即、「挑発」がきまして・・・どうも、彼専用のスキル内容らしいです・・・これをくらうと「ムカッ」となるからか、こっちの攻撃力は上がるんだけれど、防御力がダウンする。そこへ強力な物理攻撃がくる・・・という、いかにも彼らしいバトル方針。
相手のパラメータを下げる呪文を使っても「ホーリースター」で相殺されてしまって下げられない。
「ホーリースター」こちらのゲームでは、やたらすぐれもののスキルだったりするかも。
同じ効果の呪文はよく知られているけれど、彼だけはスキル名が違うあたりが特別出演!!
トゥーサムタイム」をくらうと追加でPANIC起こすし、このスキル、2方向射撃どころか全体攻撃技扱いになっちゃっている。泣

「けっこうギラギラしてきたな!
 分かるぜ、楽しいんだろ?
 ・・・俺もそうだからな!」
ってセリフ(たぶん、一定のダメージを取ると発動?)が途中でサービスされるけれど、楽しくないよ。
セリフの後は攻撃方法がきつくなるんだしさ。
こっちはヒーコラ言っているって。

こういう相手だから、物理攻撃への抵抗が高そうなメンバーそろえて、せっかく上げてくれる物理攻撃をメインにして立ち向かうしかないでしょうねぇ。
主人公がすることといったら、アイテム使って味方のPANICを解除することばっかし?・・・ため息

もちろん、たおすことは不可能な相手で、条件HPである2400ポイントのダメージがとれればバトル終了。
「悪くない・・・気に入ったぜ
 見た目は悪魔だが・・・なるほどね
 完全に悪魔ってわけでもないらしい
 俺の名は ダンテ
 ちょっとした商売をしている
 デビルハンターってやつをな
 ある老紳士の依頼でお前みたいな奴らを狩りに来たんだが・・・
 ・・・まぁいい。
 とりあえず 今の勝負はチャラだ
 ジジィの魂胆が気になる
 少し調べてみる必要もありそうだしな
 まぁ・・・事と次第によっちゃ もう1度会う事になるだろう
 ・・・それまで、せいぜい生きてろよ
 オマエを殺すのは 俺かもしれないだろ?

言うこといったら帰っちゃう。笑
あれだけやって、ひとことで「チャラ」かい。
う〜、初戦からボロボロかよ。
回復ポイント どっちだったっけ・・・・・

ちなみに、このバトルが終了すると、さっきのマネカタのセリフが
キミもなかなか・・・スタイリッシュ
に変わるんですね。
笑うシーンであるわけです。
           うそ ですね。
           あっちはスタイリッシュでしたが
           こっちは、見る影もありませんですよ。はい。

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