悪筆?

                            脳を鍛える大人のDSトレーニング

病院の時間つぶしに携帯ゲームで遊んでいたら、看護婦さんがやってきて
「あ、DS?もしかして・・・・・」
と、このゲームの名前を聞いてきました。
その時にプレイしていたのは「おいでよ どうぶつの森」だったのですが、時代が変わりましたねぇ。笑

かつて、大人の場合
「TVゲームが好きです」
と言うと、ドラゴンクエストやファイナルファンタジー・シリーズなどの有名RPGの名前などがあげられて、会話が続くものだったのですが、「携帯ゲーム機」をもっていると
「いったい、あの大人、なにをやっているのだろう?」
という、変な目で見られるのがオチ・・・・・・という時代がありました。

なぜか、携帯ゲーム機のソフトには、対象年齢のメインが低めのものばかりが発売されていたからです。
別に、大人がプレイしても充分楽しめるソフトは多数あったので、私は嬉々としてプレイしていたのですが、どうやら、世間一般には、「携帯ゲームは、子供のおもちゃ」という認識が蔓延していたみたいです。

これが近年、俄然様子が変化しました。
新型携帯ゲーム機の登場とともに、対象年齢を大人と考えたソフトが目白押しに登場し、大ヒットするものもでてきたのです。
(もちろん、大人でなければプレイしていけない・・・という話ではなく、子供でも楽しめます。ターゲットの年齢層がたいへんに広いソフトが増加したと言ったほうがいいのでしょうか?)

「私は、ゲームをやったことがないの。」
というその看護婦さんですら、名前を知っていたというこのソフト。
そこまで有名であるのなら、やはり1度はプレイしてみたい・・・・・。
入手したのですが、他のソフトがいくつか攻略途中だったために、開封もしないで、なんとなく後回し状態になっていたのです。


それを、先に引っ張り出したのは、大学生の娘でした。

ある夜、DSかかえた娘が、「あか、きいろ、あお、くろ・・・・・」と機械に話かけています。
なにごとじゃい?!
息子が
「脳年齢を測定するテストみたいだぞ。」
と教えてくれました。
それで、このソフトをプレイしているのだと、気づいたわけです。

ひらがなで「あか」だの「きいろ」だのという文字が書いてある画面が表示され、その文字に4種類の色がついています。
プレイヤーは、その文字が何色で書いてあるのかを「音声」で答えることになっているのです。
たとえば、「きいろ」という文字が青い色で書いてあれば、答えは「あお」ということになります。
ひっかかるんだ、これが。
この「音声」を機械が判断して、その正確さ、スピードなどから「脳年齢」の判定につかわれるというわけです。

すごいよなぁ。
プレイヤーは、女性、男性、高い声の人、低い声の人、ハスキーボイスの人・・・・・実にいろいろであるはずです。
それなのに、4種類の単語をちゃんと認識してくれちゃう?!
時代は、進んでいるんですね。笑


娘は、大学で「目医者さんになる人が勉強する」ような種類の講義を頻繁に受ける学科にいます。
実は、大学で、これと同じ実験をしてきたことがあるそうです。
専門家が活用している作業なんですかね?


ソフトには、いろんな「トレーニング」が入っていて、小学2年生程度の単純計算問題、瞬間的記憶問題、長文の音読など、いろいろミニ・ゲーム感覚で楽しむことができます。
その結果、
あなたの脳年齢は、20歳を最高段階と考えて、○○歳くらいです
という結論が、バ〜ン!と表示されるんですよ。

単純な検査方法ですから、何度もくりかえしてプレイしていけば、コツがつかめてくるはずです。
そうなれば、当然、成績がよくなる。脳年齢も20歳に近くなっていくわけです。
しかし・・・・・・・

たいてい、初めてプレイすると、あまり上手くいかなくて、ろくな結果にならないのが普通。

20代のプレイヤーが、
「あなたの脳年齢は、43歳です。」
とか表示されて、がぁ〜〜ん!!
思わず、DS持つ手が止まって、青ざめる・・・・・・・それを、そばで見ていた友人が大笑いする・・・・それが、醍醐味であるらしい。
(違うかな?)

ちなみに、我が家で最初にプレイした大学生は40歳代と宣告され、つづいて
「貸してみろ!」
と、プレイした現職高校教師(2年目)の息子も、やっぱり40歳代でした。

もしかして、これ、全員、最初のプレイでは42〜43歳くらいになることになっていたりしませんか?

20代の若者が「お前の脳は40代」と言われればショックですが、50代の中年がプレイして、「あなたは、40代」と言われたら・・・・・よろこんじゃいますよね?
それとも、実年齢+20歳分なのかな?
ということは、
「50歳代のプレイヤーがやったら、最初は70代だとか言われるのだろうか?」
・・・・・・・それは、年齢的に相当いやかも・・・・・・・

当然「やってみろ」ということになります。


なんかねぇ、私が、その「あか、きいろ・・・・・」をやると、うまく音声を判定できないみたいなんです。そういうこともあるようです。
で、音声を利用しないゲームに画面が切り替わりました。

計算問題とか、いくつかプレイして・・・・・・・
でてきた結果は

「あなたの脳年齢は、42歳です。年齢より若いですね。トレーニングすれば、ますます若返ることができます。云々・・・・・」
だったのです。

無条件にうれしいかも。

でも、もしかして、やっぱし、このゲーム、最初だけは、必ず40歳代になることになっていたりして・・・・・・・という疑問が残ってしまいました。



トレーニングの中に、3文字の単語がいくつか表示され、それを覚えるものがあります。
プレイヤーは、決められた時間を充分かけて、表示されている単語をできる限り記憶します。そして、画面が切り替わったら、記憶した単語を3つのマスに書き込みます。
3文字ともただしく書き込めれば、1単語正解。
制限時間3分間で、いくつ書き込めるでしょうか・・・・・という問題です。

これがねぇ、うまくできない。
多数の単語を記憶することもたいへんなのですが、なぜか、私が文字を書き込もうとしても、ちゃんと読んでもらえない。
算数の問題の答えを書く場合は、そうとういいかげんな数字を書いても、読み取ってくれました。でも、ひらがなはダメなんです。
それも、どうやら、濁点がある文字がヤバいらしい。
「よやく」「いわし」のように、点やぱぴぷぺぽがまじっていない単語の場合は、たいてい1発で正解になります。
でも、これが「ひち」「きっ」などになると、とたんにいけない。
「ひ」と「ち」はいいのですが、「ば」を読んでもらえないのです。
「は」までは認識してもらえるのですが、正解にするためには、濁点である点々がつかなければなりません。
何度も書き直しするのですが、今のところお手上げ状態です。

きっと、なにかコツがあるのでしょうが・・・・・・・

それとも、私って、自分で思っているより、どうしようもないくらい「悪筆」だったりするのでしょうか?

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