ルーレットは苦手です
ポケモン バトル レボリューション
Wii に張り付いていた家族が、無事「ゼルダ」をクリアしたので、ポケモン バトル レボリューションをプレイしてみました。
かつてのポケモン バトル関係のソフトでは、友達どうしでルールを決めるにしても、調度いいレベルのポケモンを作る手間隙はありましたので、わりと参加が面倒だった記憶があります。
でも、今回は、DSのダイヤ・パールに入っている、どのレベルのポケモンでも、50にそろえてくれるシステムがありますから、うれしいです。
ゲーム攻略の途中で、バラバラに成長してしまったパーティしか持っていなくても、友達と気軽に同じ条件で対戦バトルが楽しめることになります。
でも、あれって、いったいどういう計算でレベル50に換算しているんでしょうね?
ポケモンのパラメータというのは、とても複雑な要素がからまって決定しているものなので、不思議でなりません。
注:レベル50にそろえてもらえるシステムは、対戦バトル限定で選択できるものです。
プレイヤーが個人で攻略するコロシアム・モードは、30オープンのルール。
つまり、自分がもっている1番レベルの高いポケモンと、コンピューターのポケモンが同じレベルになって登場するというものです。したがって、手持ちのポケモンのレベルは、そろえておくのが定石でしょう。
まずは、ダイヤ・パールで新たに登場したポケモンたちが、どんな映像になっているか見学です。
そして、利用頻度が高い「技」の表現方法が、かつてのスタジアムやコロシアムと比較してどうなっているか・・・・・これも気になるところです。
つまり、あれだ、バトルの勝敗はそっちのけで、いろいろ試してみたわけです。
今回、1番気に入ったのは、バトル場の天候変化の表現ですね。
「あまごい」「すなあらし」「あられ」「にほんばれ」、こういう技が使用されると、いかにもそれっぽい映像が用意されていました。
プレイヤーは、各コロシアムからTV中継されている画面を見ながらDSを操作しているような演出になっていますので、「あまごい」で雨が降り出すと、TVカメラにふりそそぐ水滴がとてもリアルに見えるわけです。
(実は、バトル場そのものは、天候によってそんなに目立った映像変化はないのですけれどね。わりと普通の演出です。)
あられが降り始めると、TVカメラは、いかにも寒そうに氷結しかかった画面を見せてくれます。
これらは、アナウンサーが
「雨が降り始めました!」
と解説するだけより、ずっと臨場感があっていい感じだと思います。
この「雨」のTVカメラの画面ですが、ポケモンが「なみのり」の技を決めると、やっぱり水しぶきが飛んでくるのか、同じビショぬれシーンが見られて楽しいです。
GCのポケモン・コロシアムで、とても気になっていたのが、「冷凍ビーム」の映像です。
たとえば、ミュウツーみたいな人型ポケモンが「冷凍ビーム」を使うと、ポケモンの調度胸のあたりに氷の球体ができて、それを相手にぶっつけるように見えたんですよ。
それって、ビームじゃないでしょ?
「は〜い、チェスト・パス!」
なぁんて、ミューツーがバスケット・ボールでも投げているように見えてなりませんでした。
あれだと、絶対「特殊わざ」じゃありませんね。
氷のボールを投げつける「物理攻撃」になってしまいます。笑
これ、今回の演出は、きっちり「冷凍ビーム」です。
しかも、なんかねぇ、相手のポケモンを貫通しているように見えて、かっこいいです。
ドラゴン・タイプ相手に、これを決めると大満足です。
もう1つ、お気に入りは、「ソーラービーム」。
これが発動すると、使ったポケモンの身体から真上に光のラインが出現し、対象のポケモンの上空から、ドカーンと光線技が炸裂することになっています。
うん、やっぱりね、ソーラービームというからには、超高空から光が降ってこなければいけません。
なんか、うれしい。笑
コロシアムの屋根はどうなっているか・・・・・・・っていう、つっこみは、なしということにしましょう。
(今回って、全会場屋根なしなのかね?)
実は、まだダイヤ・パールで新しく登場したポケモンたちは、シナリオ攻略メンバー以外、ろくに育ててありませんから、ちょっとしか映像を見ていないんです。
でも、家族がこだわっていたルカリオだけは、さっさとレベル100になっていましたので、まずは観戦。
「はどうだん」を使ってみたら、これが、イメージとして、ドラゴンボール(鳥山明氏作)に登場する「かめはめ波」。
つづいて「インファイト」を使ったら、今度は、アラレちゃん(同じく鳥山明氏作:Dr.スランプ)の「キ〜〜ン」状態に見えてしまって、大笑いしました。
今回、コロシアム・モードは、最初2つの会場だけしか参加ができません。
1つは、レンタル・ポケモンだけが使用できる会場。
もう1つは、もっとも普通のルールでポケモンバトルをするための会場です。
どの会場でも6人のトレーナーに勝利すると、そこのリーダー格の人物が登場し、それに勝利するとクリアになります。
当然のことながら、プレイをスタートしたばかりの時は、相手がだしてくるポケモンも、最初の進化段階のポケモンだったり、弱めの相手だったり・・・・・まぁ、楽勝できるはずなんですよ。
で、クリアできると、だんだん相手も強くなっていくシステムです。
また、1度その会場がクリアできると、新しいルールのコロシアムでバトルに参加できるようにしてもらえたり、なんらかのプレゼントがあったりすることになっています。
順調なすべりだしだったのですが・・・・・・
どうにもならない会場に出くわしてしまいました。
自分の手持ちのポケモンと、コンピュータのトレーナーのポケモンをまぜこぜにして、ルーレットをし、どのポケモンでバトルするか決める・・・・・というルールの会場(カジノコロシアム)です。
どんなに、最強のメンバーをそろえておいても、ルーレットの出方しだいで、そのポケモンが敵にまわってしまうかもしれないというルールになります。
自分で自分の首をしめてはダメですよね。
これは、困りました。
単に、強いポケモンを持っていればいいという話ではないんです。
おそらく、この会場の攻略方法としては、自分にとっては上手につかえる「技」であっても、コンピュータには、うまく利用できるとは限らないような「技」をもたせたポケモンを手持ちにしておくことが重要なのだろうと思います。
また、あえて、弱めのポケモンを手持ちに多数入れて、それを相手(コンピュータ)にひかせるというのも戦略でしょう。
カウンターやミラーコートも重要な技になると思います。
補助技ずらりのポケモンというのも、いいのではないかと思います。
頭の中で、いろんな戦略が渦を巻いています。
そこまではいいんです。
問題は、別の場所。
コンピュータと交互にひく「ルーレット」、まずは、これを制することができないと、とても勝機はありません。
・・・・・・・・・・・・・。
ダメなんですよ、ルーレット。
どのゲームでも、困っているのですが、私には、目押しの才能が0であるらしいです。
もちろん、攻略サイトの書き込みを読みにいきまして、ルーレット関係の投稿を参考にして努力してみるのですが・・・・・・・
いけませんねぇ。
この調子では、先の会場に進むことができるのかどうか・・・・・
まぁ、せっかく育てたDSのポケモンがいるプレイヤーさんなら、お友達から対戦バトルをさそわれたら、ぜひ1度は、Wii での対戦に参加してみる価値があるでしょう。
なかなか、ど派手な演出で、楽しめることだろうと思います。
もどります
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