どうしても並びたいのかな?     (DSライト発売日の話)


2006年3月2日。名古屋駅西口近くの大手家電製品販売店(いいよねぇ、名前言っちゃって、ビッグカメラさんです)に行きました。
この日から3月22日まで、DSソフト「おいでよ どうぶつの森」の中で利用できる特別の家具が配布されることになっているのです。
先日の次世代ワールドホビーフェアで配布されたという、レア家具!
さわって楽しい「ピクミン」と、F−ZEROシリーズに登場する「ブルーファルコン」の期間限定再配布です。
(普通にゲームをプレイしているだけでは、入手することが不可能なアイテムです)
今回は、全国のDSダウンロードサービス実施店で「すれちがい通信」という作業をすれば、1回につき、いずれか1つがゲーム内にダウンロードできることになっています。
過去2回の「マリオ家具」のダウンロードサービスと同様なんですね。
もちろん、現実の世界のお金は無料
ゲーム内で「すれちがい通信」をするために必要なアイテムを200ベル(ゲームの中のお金の単位)で買えば、何回でも作業できるわけです。
ごめんね、ビッグカメラさん。また、タダの客がお店の玄関先で長時間ねばることになっちゃいました。
(まぁ、新作ゲーム・ソフトを1本ゲットしましたので、それで許してもらいましょう。笑)


調度この日、任天堂携帯ゲーム機DSライトの発売日です。
DSは、性能はたしかにすぐれものなのですが、携帯ゲーム機としては、ずっしりと重い・・・DSだけじゃなく、ほぼ同じ時期に発売されたPSPも、重いです。
いろんなことができるようになっていると、どうしてもそうなっちゃうのかなぁ。
どうやら、重いと感じたのは、私だけじゃなかったらしく、今回発売されるDSライトは、お店の予約受付コーナーなどに展示されている実物をさわらせてもらった感じでも、かなり軽くなっているように思いました。

実は、私はDSの電源スイッチの位置が気に入りません。
文句を言ってもしかたがないことなのですが、私がDSを持ってプレイしようとすると、どうもあの電源スイッチの近くに「ささえるための指」がいっちゃうんですよね。
で、電源を切るつもりなんかまったくないのに、単純ミスで何度か切りたくもないのに、切ってしまったことがあるのです。

たとえば上記の「おいでよ どうぶつの森」は、ゲームの途中で、とりあえずセーブ・・・というシステムがありません。セーブすると、終了に直結するのです。
直後にまたプレイすればいいだけなのですが、面倒で(苦笑)、ついつい、よほど特別のことがない限り、途中でセーブなどしないで、やれるだけ楽しんで最後にセーブということをしてしまいます。
(バトルがあるわけじゃなし、のんびりゆったり架空の村の生活を楽しむゲームですから、それで充分なのでしょうけれどね)
そんなゲーム展開をしている時に、つい、うっかりミスして電源を切ってしまうと・・・もう、泣きですね。
ついでに、このゲーム、きちんとセーブのための作業をしないで電源を切ると、次にスタートした直後に「リセットさん」という、こわぁ〜いキャラクターが登場して、がみがみ、ねちねちとおしかりをうける・・・ということになっています。
ミスしたのは、自分とはいえ、こっちだってすでに充分がっかりしているところなんですよ。もう、泣きっ面に蜂ですね。

ポケモン不思議のダンジョンでも、何度かミスして電源を切ってしまいました。
物語がすすんで、最深部が99階層なぁんていうダンジョンを攻略している場合は、途中で簡単にセーブ・・・というわけにもいかないんです。
(もちろん、途中の階層でゲームを中断したい場合は、中断機能があります。しかし、中断とセーブは別物なんですね。ミスして電源を切ると、これも泣きです。)

別の場所に電源スイッチがあったらいいのに・・・かなり深刻に考えていましたから、DSライトの登場は、うれしいかも。



ここで、ちょっと昔話。

ファミコン時代くらいまでのゲーム関係の商品は、今思うと奇妙な販売方法でした。
ちょっと有名で「売れそう」な人気ゲーム・ソフトが発売されることが決まると、とたんに小売店で出てくるのが「抱き合わせ販売」。
なんか、当時はソフトの予約っていうものが、無い店がほとんどだったんです。
で、店で売れ残っているソフトを買ってくれたら、その人気ソフトを優先的に売ってあげましょう・・・という話があたりまえのようにあちこちであったんです。
もちろん、メーカーさんは、こういう抱き合わせ販売はやめてくれ・・・と通達しているわけですが・・・なくならない。
何度も社会問題になりました。
でも、これ需要と供給の関係ってやつですよね。
どうしても、我が子のためにほしい・・・となったら、抱き合わせ販売でもしかたなく買ってしまう「親」がいるわけですよ。
なにがなんでも発売初日にほしいゲーマーもいるわけですよ。
困ったことです。

また、普通の販売をしているお店であっても、予約システムがありませんでした。
懇意にしてもらっていた玩具店の店長さんが、
「予約を取りたくても、ちゃんとした数の入荷があるかどうか、心配で、とれないんです」
と、話してくれたことがありました。
いったい、初期のゲーム・ソフトの流通って、どうなっていたんでしょうねぇ。

こういう時代でしたから、必然的に発生するのが「行列」です。

多数のソフトが入荷すると思われる大手販売店、ルール違反の「抱き合わせ販売」などやらない善良なお店、定価よりちょっぴりでも安値で販売してくれるお店の前には、人気ゲームの発売日前夜には、ずらりと行列ができたものです。
恒例になってくると、ニュースにも登場したりしてね。笑


現在のように、どこの販売店でも、ごく普通に予約販売を受け付けてくれる時代になってみると、ほんの18年程度前のことが、「不思議の世界」そのものに見えてきますよね。
今ならネットによる通販もできますし。


で・・・だ、さらに不思議なのは、その後。

予約しておけば、ちゃんと入手できる時代になったのに、なぜ、今でも、なにごとかがあるとゲーマーって「行列したがるんでしょうか?

今日も、私がビッグカメラに到着したのは開店時刻からほんの少々たったばかりのころ。
すでに、「DSライト完売」の張り紙がペタペタと張り出されていて、それでも、まだ、店内には、あわてて来たものの、買えずにがっかりしてのろのろしているらしい人たちがいっぱい。
(発売日当日に入手する予定ならば、予約しておけばいいのにねぇ)
DSダウンロードサービスの機械がある近くでは、でぇ〜っかいマリオの像をバックに、店長さん(?)がTVニュースの録画なのか、アナウンサーの質問に答えている真っ最中だったりする。

私と同じ目的でやって来た「おいでよ どうぶつの森」のダウンロードをしている若い娘さんが
「すごかったのよ。DSライト。」
と教えてくれました。


もしかして・・・18年(15年〜20年くらいかな)たった現在でも、
「並んで買う」
ことに意義を感じているゲーマーって、私が思っているより、世の中にいっぱいいたりするんでしょうか?

なにかあったら「行列」する。
これが、ゲーマーのこだわりだったり・・・・・・するのかなぁ。




ついでなので・・・
ダウンロードしてきた「ピクミン」と「ブルーファルコン」ですが、いやぁ、楽しい家具でしたよ。
ゲームの中にある自分の家の部屋に「ピクミン」を置くと、横長プランターみたいなものに赤・黄・青のピクミンが1体ずつ植えられた(?)家具がドンと出ます。これをAボタンで調べると、ピクミンが微妙に動いて鳴く(音が出る)のです。
かわいいかも。


「おいでよ どうぶつの森」の家具「ピクミン」
もしも、ひっぱって抜くことが可能だったとしたら、下にはあの身体がついている?
隣接してAボタンを押すと、ピクミ〜ンと聞こえるような電子音が鳴る。


たいへん残念なのですが、「鳴かせる」ことはできても「抜く」ことはできないんですよね。
あたりまえですか? 笑
だってさぁ、この家具をズラリと並べて「抜き」まくって、部屋中にあのピクミンがうろうろし始めたら・・・さすがに問題でしょ?
いや、長期不在をして、部屋にゴキブリが出たら、ピクミンが退治してくれるかも!それなら便利だな。あ、それ以前にピクミンがどうにかなっちゃうか。枯れそうですね。

なにしろ、このゲーム、今回はカモメのジョニーさんがUFOに乗って登場する!
たまぁ〜に、村の上空を横切るUFOをパチンコで撃つと、そのUFOが村に墜落します。
絶対に村に被害を出さないようにして墜落するジョニーさん、偉大?!
(というか豆鉄砲ランクの玩具のパチンコに撃たれたくらいで墜落するUFOって・・・どうよ?!)
墜落現場でジョニーさんと話をすると、UFOの部品が5つ、村のどこかに飛び散ってしまって、困っているらしい。
これを見つけて届けてあげると、前シリーズにもあった「ジョニーさんの家具」が1点ずつもらえることになっています。
なぁんか、どっかのゲームを連想するような設定。
ここで、もし、家具のピクミンを抜いて、連れて歩けるような設定にでもなっていたら・・・そりゃもう、別のゲームになっちゃいますよ。
う〜ん、ちょっとやってみたかったかな?
ピクミン連れて、UFOの部品さがしにうろうろ。あ、敵はいっさい出ませんのでね、のんびり歩けますです。笑


ブルーファルコンのほうは、Aボタンで調べると、機体のうしろからジェット噴射(いやぁ、あの機体の飛行方法についての設定を知らないものですから、間違っていたらごめんなさい)が起こり、微妙に空中に浮かぶんです。さすがに、そのままどこかに飛んでいったりはしませんが。

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