小学生向け(?)なぞなぞが解けない!
このゲームで、最初に攻略することになる「ノビス島」と言う場所に、「スカウトじーさん」という人が住んでいます。
彼は、クイズがたいへん好きであるらしく、参加料を払ってクイズに挑戦し、「答え」にあたる「モンスター」を連れていくと、それなりの賞品がもらえることになっています。
初期の問題は、賞品そのものも、たいしたものではありませんが、7問目に正解すると、ゲームを進める上で重要なアイテムである「マデュライト」がもらえる・・・・・というわけで、プレイヤーは、謎解きとモンスターの入手に奔走することになっています。
このクイズ、題して「スカウトQ」ですが、エンディングを見るまでに、全部で10問に挑戦することができます。
問題は、比較的難易度が低め。
むしろ、「スカウトの方法」とか、「配合の仕方」を練習させるためにあると考えていいでしょう。
ファイナルファンタジー・シリーズを引き合いに出すとしたら「初心者の館」のような存在と考えてもいいかと思います。
このクイズのコーナー、1度エンディングを見た後、今度は、クリア後のイベントに参加する条件として、新しい問題にチャレンジしなければならないことになっております。
こちらも、全10問。
題して、
スカウトQファイナル
なんか・・・・・・・新しい問題を聞くたびに、TVのクイズ番組の「出題シーン」を見ているかのような、効果音まで響いて、ついつい笑ってしまうのですが・・・・・・・・
クリア後のイベントですから、今度は問題がすなおじゃありません。
まず、「謎」そのものを解かないと、スカウトも配合もできないことになっています。
ここで、みごとにひっかかってしまったんですよ。
一言で「クイズ」と言っていますが、世の中には、実にいろんな種類のクイズが存在しているものです。
義務教育を終了していさえすれば、だれでも答えがわかるような、基本的なクイズ。
特定の専門分野の知識を求めるようなクイズ。
ある程度、年齢がすすんで、いろんな社会状況を知っていないと答えられないようなクイズ。
クイズというより、だじゃれに近いのではないか・・・というような問題。
主に子供たちが大好きな「なぞなぞ」。
今回、この「なぞなぞ」の分野が「スカウトQファイナル」だったのです。
ゲームの中で「なぞなぞ」が出てくる場合、普通は、そのゲームに登場するイベントとか、マップ、魔物などの知識を思い出して解いていくパターンが多いようです。
最近プレイしたゲームでは、ファイナルファンタジーXIIに登場する、かなり難解なクイズがありましたが、これも、「問題」を心にとめながら、あちこちを攻略していくうちに、正解が見つけられる場合もある・・・というものでした。
でも、今回は、どうも傾向が違っています。
ゲームの知識はもちろん必要になりますが、むしろ「なぞなぞ」のセンスがあるのかどうか?・・・・・この点がたいへん重要だったんです。
おそらく、このゲームをプレイする人というのは、圧倒的に小学生もしくは中学生という、若い世代が多いでしょう。
彼らは、「なぞなぞ」が得意な年齢層なんです。
だから、きっと「まっかせなさ〜い!」ってなもんで、苦労なんかせずにクリアしていったことだろうと思います。
でも・・・・・・・すでに、ちっとも「若く」ない私としては・・・・・・・ヤバいんだよな、これが。
どうも・・・ねぇ・・・、なぞなぞというものは、年齢が進むにつれて、解くことがむずかしくなっていくものであるらしいです。
なぞなぞを解くために必要なのは、「柔らかい頭」というやつです。
柔軟な思考、発想、ひらめき、いろんな方向から物を見ることができる力・・・こういうものが必要になってきます。
大人になって、「知識」だの「体験」だのは増えたものの、いわゆる「頭がかたい状態」になってしまって、いつの間にかボロボロこぼれてどこかに行ってしまったものばかりですね。
ゲームに登場する「神獣」君
初期には、シナリオの進行によって、後半には配合によって
形態を変化させることができるのですが
私のお気に入りは、この「犬」タイプの姿
それも、ふかふかしたシッポがたまんなく好き!
おいおい、シッポしか見ていないんか?
(う〜ん、私って、変なヤツかも?)
ためしに、第1問をやってみましょうか?
問題: おおさそり → リップス → 「 」 → とらおとこ → コングヘッド
この「 」の場所に入るモンスターを連れてきなさい。
というものです。
「おおさそり」「リップス」などは、このゲームに登場するモンスターの名前です。
正解を答えるためには、モンスターの名前を知っている必要があるのですが、もし、ドラゴンクエスト・シリーズをプレイしたことがなくて
「モンスターの名前は、まったく知らないよ」
という場合でも、これらの「モンスターの名前」がどういう法則で並べられているのかは、わかるはずです。
おわかりですか?
そう、このモンスターの名前は「しりとり」の順番で並んでいるのです。
ですから、名前の最初の文字が「す」ではじまり、最後の文字が「と」になるような、モンスターをさがしだして、連れてくることができれば、クリアということです。
幸い、この「条件」は、わりとあっさりと解くことができました。
でも、いや〜な予感がしたんですよね。
実は、私は、こういう「順番」の「条件」とか「法則」というものを見つけ出すことが、とっても苦手な人だったんです。
数学の「順列」関係から始まって、なぞなぞの「並び順」の法則さがし・・・・・毎回、泣きをみるのは、きまっておりました。
これは、ヤバいかも、しんない・・・・・・・。
第1問の正解である「スライムナイト」を連れていき、続いて第2問を聞きました。
問題: 恥ずかしがりやのモンスターを連れてきなさい。
・・・・・・・・・・・・。
これは、一発でわかっちゃったんです。
「シャイニング」
恥ずかしがりや → シャイなやつ → モンスターのシャイニング
駄洒落かよっ!!
「オヤジ・ギャグ」という言葉があるくらいですから、駄洒落というのは、年齢がすすんでも、なんとかなってしまう分野だったりします。
でも、これって、やっていて結構わびしかったりする。
だってねぇ、「洒落」「ギャグ」というものは、人生の潤滑油。
場の雰囲気を読み、うまくキメルためには、センスというものが必要です。
当然、これが上手い人というのは、人気者扱いです。
でも、ひとたびそこに「オヤジ」という接頭語がくっつくと・・・・・・こっちは「ダメ」なものの代名詞。
たとえ、真夏であろうとも、聞かされた瞬間、その場にヒュ〜〜ッと寒風が通り過ぎるという困ったしろものです。
ちなみに、正解のモンスターを見せに行くと、スカウトじーさん自身も
「そんな、つめたい目でみるなよ」
というセリフをしゃべりますので、気にはしているんでしょうね。
第3問は、スカウトじーさんが「サービス問題」と言い切るだけのことはあって
問題: RPGするなら「 」クエスト。この「 」に入る名前のモンスターを連れてきなさい。
というものです。
答えは「ドラゴン」。
謎そのものは単純なんですけれど、実は、このゲームの中に「ドラゴン」という名前のモンスターは、たった1回しか登場しません。
野生「ドラゴン」というものがいないんです。
特定の場所に1体だけ「ドラゴン」がいるのですが、そこを攻略する時期には、たおすことはできても「スカウト」を成功させることは、むずかしいことになっています。
また、もしも、スカウトに成功していたとしても、たいていのプレイヤーさんは、すでにそれを配合の材料として利用してしまっていることでしょう。
しかたがないから、どうやったら「ドラゴン」を配合で作れるのか・・・・・考えなければ先に進めないということで・・・・・あんまり、サービス問題とは言えなかったのかもしれません。
続いて、第4問。
問題: バル → 「 」 → ドラゴン → おおきづち → くびかりぞく
この「 」に入るモンスターを連れてきなさい。
あ〜ぁ・・・・・、やっぱし、スカウトじーさんは、並び順関係のクイズが好きな人であるらしい。
この法則は、名前の文字数が1つづつ増加している・・・というものです。
したがって、このゲームに登場する、3文字で名前ができているモンスターを連れてくれば正解ということになります。
・・・・・とね、ここまでは、なんとか順調だったんですよ。
つまってしまったのは、第5問でした。
問題: ホイミスライム よるのていおう キメラ だいおうイカ
この4体と共通点のあるモンスターを連れてきなさい。
おいっ、あるのか?共通点!
まるっきりわからなくて、スカウトじーさんのくれる「ヒント」に注目したのですが・・・・・
ヒント:キメラに注目。
・・・・・・・・・・・わかんないってば!!
唯一、わかる共通点は、4体とも「武器」として「つえ」を装備することができる・・・という点でした。
でも、このゲーム、登場する全部のモンスターが「つえ」だけは、かならず装備できることになっていますので、正解には、なりません。
だいたい、こういう「なぞなぞ」って、問題を読んで、その場でパッとひらめきがない場合は、ダメなんですよね。
共通点、共通点、共通点・・・・・・・・
モンスターの所属するタイプ(スライム系、ドラゴン系、まじゅう系など)は・・・バラバラだな。
モンスターのランク(F〜SS)も・・・・・・・バラバラ。
特性もガードも・・・・・・・・・・・バラバラ。
初期設定のスキルも・・・・・・・・・・・・・・バラバラ。
いままでに、集めたモンスターの「図鑑」みたいなものをひっくり返しても、なぁんにも発見できません。
そもそも、このクイズは「なぞなぞ」なんですから、「図鑑」を調べて、重箱の隅をつっつかなければ正解が得られないような話じゃないんですよ。
そんな、登場するモンスターの「専門知識」がないとわからないようなことではなく、もっと「なぁんだぁ、ワハハ・・・」って感じの「共通点」があるのに違いありません。
答え探しで知識に走っているようじゃ、その時点で失格。
・・・・・・・・・・・そこまで、わかっているのに、見えてこないんです。
ゲームが完全にストップしてしまいましてねぇ・・・・・
これじゃ、いかん。
もっと、柔軟性のある考え方ができる「若い」家族に聞いてみよう・・・ということになりました。
一応、息子も娘も、ドラゴンクエスト・シリーズについては、ある程度の知識がありますので、DQモンスターズ・ジョーカーをプレイしていなくても、答えがわかるんではないか?
・・・・・・・・期待したんですけれど・・・・・・・・
ダメでした。
いろいろ考えて、答案を出してくれるのですが、かたっぱしから4体に共通しない点が見つかってしまって、ペケなんです。
というか、彼らの考え方は、私と同じ。
「なぞなぞ」を解いているタイプじゃないんですよ。
ゲームを知っている「大人の発想」というやつ。
おまえたち・・・・・・・もう、若くないんだなぁ・・・・・・・・・
で、この正解は、どういうものだったのか・・・・・といいますと・・・・・・
モンスターの名前の中に、ドラゴンクエストに登場する「魔法」の名前の「文字」が入っていること・・・だったんです。
ホイミスライム よるのていおう キメラ だいおうイカ
え? どうやって正解が判明したかって?
どうにもこうにも、わからないから、スカウトしたり、配合したりして、あずけてあったモンスターをかたっぱしから「手持ち」にして、見せに行ったんですよ。
数撃ちゃ あたる
恥ずかしさの極地ですね。
スライムベホマズンを連れて行ったとき、正解とされました。
ベホマスライム、メラゴーストなんかでも、よかったことになります。
これねぇ、ドラゴンクエスト・モンスターズだったから、まだよかったんです。
もしも・・・・・・もしもですよ、今後、ポケットモンスター・シリーズで、こういう「なぞなぞ」を解かなければならないケースが出てきたとしたら、私は、どうすればいいんでしょうか?
「数撃ちゃ あたる」まで、490種類以上あるポケモンを、かたっぱしから「手持ち」にして、うろうろウロウロ走りまわらなければならないかもしれません。
いやぁ、簡単に「謎」が解けたプレイヤーさんは、笑っておられるのでしょうが、こういう「強敵相手のバトル」でも「ダンジョン攻略」でも、なぁんでもないところで、ゲームの進行が完全にストップしてしまうと・・・・・・・本気で、冷や汗たらたらでした。
長くなってしまいました。
続きの「問題」と「答え」が気になる方は、下に記入いたします。
もどります
第6問
あばれうしどり → いたずらもぐら → 「 」 → エビラ → おおめだま
「 」に該当するモンスターを連れてきなさい。
答え:モンスターは「あいうえお」順に並べられています。
「う」で始まる名前のモンスターを連れてくれば正解。
(ゲーム内で、該当するのは「うごくせきぞう」のみ。)
第7問
09は「オーク」、3329は「ミミック」。では、19185が示すモンスターは?
答え:ひとくいばこ
第8問
とにかく、長い木に登ることを命令してくるモンスターとは?
答え:なげきの亡霊
長い木に登れ! → なげぇ木にのぼれ → なげきのぼうれい 冷汗
第9問
空より高いところにいるモンスターといえば?
答え:シドー 音階です。ドレミファソラの上はシド。
第10問
最初に仲間にしたモンスターと同じ種族を連れてくること
答え:ゲーム・スタート時に選択したモンスターを覚えていればいいのですが・・・
実は、どんなモンスターを連れていっても、正解とされるようです。
理由は、スカウトじーさんが、プレイヤーの選択を知らないからだそうです。
6・8・9は、そのモンスターを配合できる程度の実力があるかどうかを確認するための問題であるらしいです。
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