集めることが好きな人 (ドラゴンクエストVII)

私には収集癖があるようです。
なにかを集めはじめると、「シリーズ物」なんかはコンプリートするまで止められなくなってしまう。
トレーディング・カード、フィギュア、昆虫採集にも一時懲りましたね。
ただし、必ずしもコンプリートに成功するわけではありません。むしろ「後1つ」とかで涙をのむパターンの方が多いのは当然のことです。

TVゲームなどでPRGをプレイしていると、メインになる物語とは別にこういった収集癖をくすぐるような設定が登場することがあります。
たとえば、ゲーム内に登場するアイテムのコンプリート。
近年のゲームでは、入手したアイテムを多数持つことが可能になっていますし、1度でも入手したものは、一覧表が作られる場合もあります。そして、未入手の場所が露骨に空欄のまま残されたりすることがある。こうなると、収集癖がある人間としては、めちゃくちゃ気になってしまうわけです。笑
ドラゴンクエスト1の時代なら、持てる荷物は8個程度しかなく、持てない残念さばかりが記憶に残っているのですが、思えばよけいなことを考えずにすんで平穏だったのかもしれません。

DQ7には、私の収集癖をくすぐるシステムが2つもありました。
1つは、移民の村。
世界のあちこちに、話かけることで自分が作っている村にひっこしをしてくれる人物が何人も配置されています。
農夫もいれば戦士もいる。シスターもいれば女の子もいる。それどころか、犬とか猫(各種動物)も移民の1人(?)だったりします。
特殊なケースでは、魔物までが移民になります。
どんな種類の移民を集めるかによって、やがて村の形態が変化することになります。農村に発展することもあれば、大聖堂ができてしまうこともある。ギャンブル場にだってできるのです。
途中で移民の種類を変化させれば、村の発展形態を変えることができたので、クリアした後でも楽しめるシステムです。いやぁ、燃えましたねぇ、これは。
でも、村の形態によって、入手アイテムとか、やれることが違ってきますので、ある意味パーティを強化するため、つまりはゲームを有利にすすめるために努力するということでもありました。

でも、もう1つの方・・・これは、収集癖丸出し状態になってしまうシステムでしたねぇ。
魔物を集めた「動物園」・・魔物園?みたいなものを作りたがっている人がいるのです。
バトル中に敵をなつかせてゲット(?)世界中の魔物を各1体ずつその動物園みたいな場所に送ることができれば、魔物ランドの出来上がり。
全部の魔物を集めることができれば、最後にレア・アイテムがもらえたりしました。(コンプして初めて知ったンですけれどね。笑)
もちろん、通常の魔物だけがゲットできるのであって、ボスなんかは無理です。
すぐゲットできる相手もいますが、メタル系なんかは難関。なつかせる前に逃げられてしまったりするわけです。
またゲーム進行で「後で行けなくなってしまう場所」にいた魔物というのがいます。
あいつ、どこ行った〜ッ!」状態。物語そっちのけで、魔物さがししていたことがあります。馬鹿みたいです。笑
世界が勇者の助けを待っている・・・?・・・というほどのことでもなかったかもしれませんが、普通なら進行中のイベントを進めるだろうところで、魔物さがしに奔走する自分。おい、話を進めろよ・・と、自分で自分につっこみを入れながら、でも、コンプのために、行く必要がない場所までうろうろしに行ってしまう私。あきれたものです。
さがせば、必ず見つかるようになっていたことが、うれしかったですね。

ゲームによっては、プレイヤーの参考にするため、いろんなリストが作成される場合があります。もともとそのリストをコンプリートすることは目的ではないのです。
でも、リストがあると集めたくなるのが私の性分。
中には、絶対に全部を集めることが不可能なリストもあるわけです。こういうのは、わかっちゃいるけど残念ですねぇ。笑


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