ドラゴンクエストIV

最近のRPGゲームには、クリア後のおまけイベントが追加されることが多いですね。
つまり、最後の敵に勝利した後でないとすることができない事件が発生したり、新しい強敵が出現したりする・・・というわけです。
最後の敵に勝利してエンディングを見て、スタッフロールが止まった後、以前なら、おわったぁ〜とボケっとすればよかったのですが、最近は「セーブできるのか?続きあるのか?!なにかマークついてないか」と、余韻もなくそそくさとしているような気がしてなりません。

なんかねぇ、だんだん「最後の敵」の存在価値が気の毒になってくるんだよ。ぜんぜん最後じゃないもんねぇ。
いや、それを言い出したら、ファイナルファンタジー・シリーズなんかはVで「オメガ」というとんでもない敵(クリアするためには、倒すことが必須ではない相手。しかも、ラスボスより強かったりする。笑)が登場するようになって以来、ゲームのどこかに最後の敵よりずっと強い魔物なんかがいることになってしまった。この最強の敵に勝利しないと、なんとなく物語上の最後の敵に勝っても「クリアした!」って気分にならないんだなぁ。笑
その強敵に勝利するためにレベルを上げたりパラメータを高くしていたりするもんだから、いざ、延々と先延ばしされていた最後の敵の前まで行った時には、めちゃくちゃ強くなってしまっていて、ラスボス一瞬で撃破・・・ということもよくある。(私だけかなぁ?)

で、肝心なDQ4の話。
ファミコンでは最後の敵と戦うのが辛かったんですよね。どう見ても利用された悲しい敵。本悪はすでに撃破しているので、なんでこの相手をたおさなければならないのか・・って。
なんとか、この敵を救ってやることはできないのだろうか・・・当時プレイした人なら、きっと考えたことだろうと思います。
でもね、どうしようもなかったんだ。勇者達は、すでに悪の化身として目覚めてしまった相手にとどめを刺すことしかできなかったんです。私は、TVゲームのラストバトルで躊躇したのは、このゲームが初めてでした。

で、PSに移植されたのをプレイし、その「最後の敵」に勝利したら

第6章がスタートしてしまった


ガ〜ン!!


いや、まじでしばらく固まっていましたよ。こっそり「おまけ」が追加されるのじゃなく第6章と出るのには笑いました。

この6章はうれしかったです。なにしろ、悲劇に終わった2人に救いの手を差し伸べることができるかもしれない!という話だったんですから。
1度死んだ人を安易に復活させる話はどうか・・・という固いことはこの際言いっこなしです。フィクションである、ゲームなんだと割り切ってしまってください。
いやぁ、がんばりましたよ。私がやりたかったことがちゃんと追加されていたんですから。こんな「おまけ」が追加されていることは、プレイするまで全然知りませんでした。各種ゲーム関係の雑誌にも書いてなかったんじゃないかなぁ。
こういう形での「おまけ」なら、最後の敵も浮かばれるかもしれませんね。

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