自分の村の桟橋で「カジキマグロ」を釣った話




本来、「どうぶつの森e+」の島でしか釣ることができないとされている魚に「カジキマグロ」と「ハリセンボン」があります。
しかし、特定の条件が整った場合、村の船着場でそれら2種が釣れる場合があります。


「カジキマグロ」は、ただでさえなかなか登場してくれない魚です。しかも、島の性質上、釣りをするのに不向きな出現ポイントが約半数はあります。
せっかく出現したカジキマグロが、どうすることもできないまま、どんどん島から離れて行ってしまった・・・こんな体験は1度や2度あることと思います。
でも、ここであきらめてはいけません。
魚影が島をはなれていった後を追いかけるように、すぐ船に乗って村に帰ります。船着場がある6−5のマップは、その直後に限り、島の海とつながっています。
つまり、帰った直後の魚影は、島から村へ泳いでいった魚であるわけです。

島から「カジキマグロ」が泳いでいったのを見て、すぐに村に帰ると、6−5には巨大な魚影があります。これを釣り上げることに成功すれば、「村でカジキマグロが釣れた!」という珍しいシーンが見られるのです。


同じことが「ハリセンボン」でも起きるのですが、そちらは、パっと見ただけでは「ハリセンボン」の魚影であるかどうか判別がつけられません。でも、6−5で島から帰ってすぐに釣りをすると、確かに「ハリセンボン」が釣れることがあります。



初めて村でカジキマグロを釣り上げたとき、私はこの設定を知りませんでした。
「カジキマグロ」は島でしか釣れない・・・これが常識だったのです。
釣り上げたときは、ビックリしましたとも。
バグだと思いました。

たまたまSDカードがさしこんであったため、その写真を撮ることができました。
写真があるということは、かなり説得力がありますね。
なんにもなしで、村でカジキマグロを釣ったと言っても、「うそだぁ」の一言でかたづけられてしまいます。でも、
「島でしか釣れないよ」
というプレイヤーさんも、この写真を見せられると、これは何かあるに違いない・・・と考えてくれます。

しばらくして、先ほど書いた条件が他のプレイヤーさんからも「裏技」?として説明されるようになりました。
海がつながっているという私の考えは正しかったようです。そして、この写真がバグによるものではなく、起きるべくして起きた結果であったことがわかりました。

  


「証拠がある」・・・これは強いです。特に「写真」があるというのは、説得力が高いです。
しかし、ここで問題がでてくるのです。
今時「写真は簡単に細工ができる」ということです。もしくは、なんらかの細工をしたものを「写真」に撮ることもできます。


あるサイトでポケットモンスターの画像を元にして、自分達で創作ポケモンの画像を作って楽しもうという試みがありました。ポケモンの画像をパソコンにとりこんで、複数の部品を合成してゲーム内には登場しない「創作ポケモン」を作ってしまう。ついでに、そのゲット方法や、どんなポケモンであるのかについても、自分達で設定を考える遊びです。
これが、実によくできていまして、知らない人が聞いたり見たりしたら、本当にゲームに出てくるのではないかと思い込んでしまうくらいのすぐれものだったのです。
もちろん、そのサイトさんの最初のページには、そこに登場するポケモンが「創作されたもの」であり、実際のゲームには絶対に登場しないものであることが、明確に記載されていました。そこを読めば、間違いようがないくらい、ハッキリ、きっぱりと説明されていたのです。

しかし・・・
どこがどう間違ったのでしょう。いつの間にか作成された「合成ポケモン」の画像と創作物語だけが一人歩きし始めてしまったのです。
謎のポケモンがいる・・・いまだにポケモンの攻略をあつかっているサイトさんの「質問掲示板」などには書き込みが耐えません。
「パソコンに絵が発表されていました」・・・というのですね。
画像だけでなく、説明文もちゃんと読めば、こんな間違いは起きるはずがないンですけれど・・・

人間は自分が「見た」ものを信じ込む傾向があります。
どうやら、これからは、自分が「見た」ものが何であったのか、確認した上で信じなければならない時代がやってくるみたいですね。



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